マーレイ・マクダビッド
Murray McDavid Whisky Limited
イギリス
1996年、マーク・レイニア、サイモン・コクラン、ゴードン・ライトが創業。社名は創業者レイニアの祖父母ハリエット・マレーとジョック・マクダビッドに由来する。2000年12月には休止していたアイラ島のブルックラディ蒸留所を買収し、ジム・マッキューアンらのもとで再稼働させて大きな成功を収めた。2012年にレミー・コアントロー傘下となり、レイニアはアイルランドでウォーターフォード蒸留所を興すため離脱。翌2013年、レミーはブルックラディのブランドと蒸留所を残し、マーレイ・マクダビッドのボトラー事業をスコッチ原酒供給業者エイシオ社へ売却した。
沿革
創業
マーレイ・マクダビッドは、1996年、ロンドンのワイン商だったマーク・レイニエ、サイモン・カフリン、そしてスプリングバンク蒸留所の元ディレクター、ゴードン・ライトの3人によって創業された、独立系ボトラーである。上質なワイン樽を用いたユニークな樽熟成で早くから評判を築いた。
ブルイックラディ蒸留所の取得
2000年12月19日、マーレイ・マクダビッドは、当時休眠していたブルイックラディ蒸留所を買収し、生産を再開させた。アイラ島屈指のマスター・ディスティラー、ジム・マキュワンを招き、蒸留所の再興を主導した。
エイス(ACE)製法とレミー・コアントロー傘下へ
同社が考案した「エイス(ACE:追加樽熟成)」は、正規の熟成を終えたウイスキーを、ワインやスピリッツの元樽で短期間追加熟成させる手法として知られる。2012年7月23日、レミー・コアントロー傘下のレミー・コアントローUK社がブルイックラディ蒸留所ともどもマーレイ・マクダビッドを買収。翌2013年、独立瓶詰め事業のみが英国のエイセオ社へ再売却された。
現在
現在は、スペイサイドの休止蒸留所コールバーンを拠点に、伝統的なダンネージ式熟成庫で樽を寝かせながら事業を続けている。