Australian Whisky Holdings
オーストラリア
オーストラリア・タスマニアのナント蒸留所などを保有する投資会社である。2017年、経営破綻したナントを買収し、その事業を引き継いだ。
オーストラリアン・ウイスキー・ホールディングス(AWH)が保有するナント蒸留所は、クイーンズランドの不動産開発業者キース・バットが、2004年に歴史あるナント領地を取得し、修復のうえ開いたものである。ナント・シングルモルトの商業生産は2008年に始まった。ナントは、投資家が樽を購入し、熟成後に約9.55%の利回りで会社が買い戻すという投資スキームでも知られた。
2015年末、キース・バットは自らの不動産開発事業の損失により個人破産を宣告し、ナント関連会社は経営難に陥った。監査の過程で700樽以上が失われていたことが判明し、最大1330樽が実在しなかった可能性も指摘された。バットは、投資スキームに関する詐欺・窃盗など多数の罪で起訴された。
オーストラリアン・ウイスキー・ホールディングスは、この経営破綻したナント蒸留所と領地を取得する契約を結び、2017年に買収を完了した(一部は不動産のみの取得となった)。破綻したタスマニアの名門蒸留所を引き継ぎ、その事業を再建する役割を担った投資会社である。
登録済みの蒸留所はありません。