Compass Box Whisky Company
2000年、元ジョニーウォーカーのマーケティングディレクターだったアメリカ人ジョン・グレイザーが、ロンドン西部の自宅キッチンで創業。自社蒸留所を持たず、複数蒸留所の原酒を選んでブレンドし、さらに熟成させる「ブレンダーズ・ハウス」に徹する。ブレンデッドはシングルモルトに劣るという固定観念を覆し、創造性の高い製品として評価を高めた。2015年には全構成原酒の情報開示を試みてスコッチウイスキー協会と対立し、「スコッチウイスキー透明性」キャンペーンを主導、ブルックラディなども賛同した。創業者グレイザーは2024年に退任している。
コンパス・ボックスは、2000年、米国出身のジョン・グレイザーが、ロンドン西部の自宅の台所を拠点に創業したブレンデッド・スコッチの企業である。グレイザーは、世界最大のブレンデッド・スコッチ・ブランド、ジョニーウォーカーのマーケティング部門で働いた経験を持つ。自称「ワインオタクでビールの自家醸造家」だった彼は、当時スコッチ愛好者ではなかったが、スコットランドへの出張を機にウイスキーに魅了され、独立を決意した。
創業当時、シングルモルトが脚光を浴びる一方、ブレンデッド・スコッチは「量産品」として軽視される傾向にあった。グレイザーは、樽の構成やブレンド比率を公開する透明性を掲げ、ブレンデッド・ウイスキーを芸術的な創作物として再定義することに尽力した。
現在もコンパス・ボックスは、独自のブレンド哲学を掲げるロンドン発の企業として、多彩なブレンデッド・スコッチのリリースを続けている。
登録済みの蒸留所はありません。