Distillerie Grallet-Dupic
フランス
フランス・ロレーヌ地方の農家に起源を持つ蒸留会社で、フランス・ウイスキーの先駆け「ロゼリュール」を手がける。ミラベル(すもも)のオードヴィー造りの伝統を土台に、2007年からウイスキーを商品化した。
グラレ・デュピックの起源は、1877年、アマブル・グラレとその妻オフェリーが、フランス・ロレーヌ地方に興した農業経営にさかのぼる。1890年、息子のミシェル・グラレが最初のミラベル(すもも)の木を植えた。フィロキセラで地元のぶどう畑が壊滅した後、一族は、15世紀にルネ王がロレーヌにもたらしたミラベルの栽培へと転じた。
ユベール・グラレがオードヴィー生産を拡大し、瓶詰めして酒商やレストランへ売り始めた。1997年、娘のサビーヌが事業を継ぎ、夫クリストフ・デュピックの助けを得て2002年に「メゾン・ド・ラ・ミラベル」を設けた。デュピックは義父とともにウイスキーへの関心を深め、たびたびスコットランドを訪れた。良質な水、豊富な穀物、2基のアランビックを備えた蒸留所、そして樽熟成とブレンドの長い伝統という、必要な要素がすべて揃っていることに気づき、ウイスキー造りを構想した。
2007年、初めてウイスキーの樽が商品として世に出て、生産は年々拡大した。現在、ロゼリュールは、300ヘクタールの大麦畑を所有し、自社の製麦所・醸造所・熟成庫を持ち、生産の全工程を管理する。フランス・ウイスキーの先駆けとして知られ、グラレ・デュピック6代目のマキシム・グラレも事業に加わっている。
登録済みの蒸留所はありません。