finch Whiskydestillerie
ドイツ
ドイツ・シュヴァーベン地方の農家ハンス=ゲルハルト・フィンクが1999年に興したウイスキー蒸留所である。自家栽培の穀物のみを用い、「シュヴァーベン・ハイランド・ウイスキー」を掲げる。
フィンチ・ヴィスキーデスティラリーは、1999年に創業され、シュヴァーベン・アルプ(アルプ山地)に拠点を置く。ウイスキーの蒸留は2001年からネリンゲンで行われている。創業者ハンス=ゲルハルト・フィンクは、もとから蒸留家だったわけではなく、シュヴァーベン・アルプで400ヘクタールの農場を営む農家だった。
フィンクがドイツ有数のウイスキー蒸留所の主となった原点は1990年代にある。結婚を機に小さな果実蒸留所に関わり、蒸留に魅了された彼は、やがて自ら手がけるようになった。情熱を深め、より大きな蒸留設備を整えてフルーツブランデーやスピリッツを本格的に生産していった。
フィンチは自家の畑で採れた穀物のみ——主に小麦、スペルト小麦、大麦——を用いる。2012年には精留塔付きの3000リットルの大型ポットスチルを導入。2024年にはヘロルトシュタット/ブライトヒューレンに新たなウイスキー蒸留所と体験施設を開いた、シュヴァーベンの造り手である。