Kilchoman Distillery
スコットランド
アンソニー・ウィルズが2005年にスコットランド・アイラ島に創業した蒸留会社である。1908年以来アイラ島に初めて建てられた蒸留所で、大麦の栽培から瓶詰めまでを島内で完結させる農場蒸留を掲げる。
キルホーマン・ディスティラリーは、アンソニー・ウィルズによって創業され、2005年12月に生産を開始した。アイラ島に1908年以来はじめて建てられた蒸留所である。2004年、アンソニーと妻キャシーはアイラ島へ移り住み、ロックサイド農場を得て、「大麦から瓶まで(バーリー・トゥ・ボトル)」を体現する農場蒸留所を築き始めた。
キルホーマンは、大麦の栽培、製麦、蒸留、熟成、瓶詰めという、ウイスキー造りの全工程をアイラ島内で完結させる、島でも稀有な農場蒸留所である。スコットランドに数少ない、伝統的なフロア製麦を今も行う蒸留所の一つでもある。自社農場ロックサイド・ファーム産の大麦を用いた原酒と、ポート・エレン製麦所の麦芽を用いた原酒を区別してリリースする。
定番の「マキヤーベイ」やシェリー樽の「サナイグ」に加え、自社農場産大麦100%の「100%アイラ」を毎年リリースする。大手資本ではなく一家の情熱から生まれ、20年を経てアイラに欠かせない存在へと成長した。島の農場蒸留の伝統を現代に蘇らせた、意欲的な造り手である。