Teeling Whiskey Company
アイルランド
2012年、ジャック・ティーリングが弟スティーヴンとともにアイルランド・ダブリンに創業した独立系家族企業である。クーリー蒸留所を興したジョン・ティーリングの息子たちが、ダブリンに125年ぶりの新蒸留所を開いた。
ティーリング・ウイスキー・カンパニーは、2012年、ジャック・ティーリングが立ち上げ、のちに弟スティーヴンが加わった、独立系の家族企業である。二人の父は、独占を破ったクーリー蒸留所を1987年に興したジョン・ティーリングである。ティーリング家のウイスキーとの縁はさらに古く、先祖のウォルター・ティーリングが1782年にダブリンのマローボーン・レーンに蒸留所を構えていた。
2012年初頭、ジムビームやメーカーズマークを擁するビーム・インターナショナルが、クーリー蒸留所を9500万ドルで買収した。当時ジャックとスティーヴンは父とともにクーリーで働いており、交渉に関わった。売却に際し、ティーリング家は熟成した1万6000樽の原酒の購入を取り決め、これが新会社の礎となった。
2015年、ティーリング家は、かつての蒸留所があったマローボーン・レーンにほど近い、ダブリン市南部のニューマーケット・スクエアに新蒸留所を設けた。かつて世界のウイスキー蒸留の中心地だったダブリンに、125年以上ぶりに開かれた新蒸留所である。アイリッシュ・ウイスキー復興の象徴的な存在だ。