Teeling
アイルランド・ダブリンのリバティーズ、ニューマーケット・スクエアに立つ、市内で125年ぶりの新設蒸留所である。ティーリング家の蒸留の血は1782年、ウォルター・ティーリングがダブリンで小さな蒸留所を興したことに遡る。クーリー蒸留所を築いたジョン・ティーリングの息子ジャックとスティーヴンが、2011年のクーリー売却を経て、2012年にティーリング・ウイスキーを立ち上げ、2015年にこの蒸留所を開いた。かつて世界の蒸留の都だったダブリンで、伝統的なダブリン・スタイルの蒸留を、3基の銅製ポットスチルで復活させた。ポットスチルから羽ばたく不死鳥のロゴが、ティーリング家とダブリン蒸留の再興を象徴する、現代アイリッシュ復興の旗手だ。
ティーリング蒸留所は、3基の銅製ポットスチルを備え、伝統的なダブリン・スタイルのウイスキー蒸留を復活させた。シングルモルトやシングルポットスチル、ブレンデッドを手がけ、多彩な樽でのフィニッシュを積極的に取り入れる革新性でも知られる。原酒には、父ジョンが営むダンドークのグレートノーザン蒸留所などの原酒も活用しながら、自社蒸留を育ててきた。若く自由な発想が、現代アイリッシュの新機軸を切り拓く。
ティーリング家の蒸留の血は、1782年にウォルター・ティーリングがダブリンのマロウボーン・レーンで小さなクラフト蒸留所を興したことに遡る。1987年、ジョン・ティーリングがクーリー蒸留所を興してアイリッシュ・ウイスキー復興を先導した。その息子ジャックとスティーヴンは、クーリーが2011年にビーム社へ売却されたのち、2012年にティーリング・ウイスキーを立ち上げ、2015年にダブリンのニューマーケット・スクエアに新蒸留所を開いた。ダブリンで125年以上ぶりの新設蒸留所である。
蒸留所はダブリンのリバティーズ地区、古くから醸造と蒸留に結びついた歴史ある市場「ニューマーケット」に立つ。かつて世界の蒸留の都と呼ばれたダブリンの中心で、蒸留文化を現代へと甦らせた。都市の歴史地区という立地が、ブランドの物語と深く結びついている。
「ティーリング スモールバッチ」(ラム樽フィニッシュ)を入り口に、「シングルグレーン」「シングルモルト」、そして数々の限定リリースを展開する。ポットスチルから羽ばたく不死鳥をロゴに掲げ、ティーリング家の再興とダブリン蒸留の復活を象徴する。革新的な樽使いで、世界的な評価を重ねる旗手だ。




この蒸留所が属する地域
禁酒法や英愛貿易戦争などを経て20世紀に大きく衰退したが、「アイリッシュウイスキーの父」と呼ばれる再興を経て2020年代には蒸留所数が40を超えるまでに回復した。多くは単式蒸留器で3回蒸留する伝統製法を用い、ノンピートの大麦を使うためスコッチに比べて軽やかでまろやかな味わいになりやすい。
アイルランドを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。