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トマーティンディスティラリー
Tomatin Distillery Company
スコットランド・ハイランドのトマーティン蒸留所を運営する会社である。1985年、日本の宝酒造と大倉商事が設立し、スコットランドで初めて日本資本が完全所有した蒸留所となった。ブレンド「アンティクアリー」やピーテッドの「クー・ボカン」を手がける。
沿革
設立
トマーティン蒸留所は、1897年に「トマーティン・スペイ蒸留所社」として創業し、1970年代には年間1250万リットルを産する屈指の大規模蒸留所となった。しかし1980年代のウイスキー過剰供給(ウイスキー・ロッホ)のあおりで、所有会社トマーティン・ディスティラーズは1985年に破綻した。
日本資本による救済
1985年、バルク取引の顧客だった宝酒造と大倉商事が「トマーティン・ディスティラリー・カンパニー」を設立し、蒸留所を救済した。これにより、トマーティンはスコットランドで初めて日本企業が完全所有した蒸留所となった。翌年、破産した大倉商事は持ち分の一部を宝酒造へ、残りを丸紅へ売却した。
主要ブランド
1997年、トマーティン・ディスティラリー・カンパニーはブレンド会社J&Wハーディーを取得し、歴史あるブレンド「アンティクアリー」をポートフォリオに加えた。2013年には、毎年最終週に造るピーテッドのシングルモルト「クー・ボカン」を発売した。現在も宝酒造グループのもと、トマーティン蒸留所を運営している。
所有する蒸留所
登録済みの蒸留所はありません。