Zuidam Distillers
オランダ
1975年、フレッド・ファン・ザウダムがオランダのバールレ=ナッサウに創業した家族経営の蒸留会社である。リキュールやジュネヴァを本業とし、シングルモルト/ライの「ミルストーン」を手がける。
ザウダム・ディスティラーズは、1975年、フレッド・ファン・ザウダムが、オランダとベルギーの国境の町バールレ=ナッサウに、1基の銅製スチルとわずか300平方メートルの敷地で興した小さな蒸留所に始まる。フレッドは、スキーダムのデ・カイパー社で約20年にわたり製造・仕入れ・レシピを担った後、独立した。1976年、マスターディスティラーのフレッドと妻エレーヌは、リキュールとジュネヴァ造りの情熱を本格的に追い始めた。現在は息子のパトリック(統括責任者)とギルバート(営業責任者)が事業を率いる。
ウイスキー愛好家パトリック・ファン・ザウダムの大きな夢は、自らのウイスキーを造ることだった。1996年に最初の実験的な樽が仕込まれ、以後改良を重ねて、オランダ産ウイスキー「ミルストーン」を世に出した。
ウイスキーに用いる大麦とライ麦の多くは、蒸留所が自ら栽培する。この「農場からグラスまで」の原則により、原料の品質を完全に管理する。穀物は伝統的に風車で挽かれ、これはオランダ文化への敬意であると同時に、ミルストーン・ウイスキーの証でもある。オランダ・ウイスキーの先駆けとして知られる家族経営の造り手である。