Isle of Arran Distillers
スコットランド
1995年、元シーバス・ブラザーズ常務のハロルド・カリーがスコットランドのアラン島に創業したウイスキー企業である。北部のロッホランザ蒸留所と、南部のラッグ蒸留所という、島の2つの蒸留所を運営する。
アイル・オブ・アラン・ディスティラーズは、1995年、元シーバス・ブラザーズ常務のハロルド・カリーと2人の仲間によって設立された。着想は、1991年、カリーのエアシャーの自宅での夕食の席で、建築家の友人デイヴィッド・ハッチソンが漏らした一言に始まる。1994年12月、アラン島北部のロッホランザで新蒸留所の建設が始まり、翌年夏に最初の原酒が流れた。
運転資金は、2500口の「創業者ボンド」の発行でまかなわれた。1口450ポンドで、投資家は1998年にロッホランザ・ブレンデッド5ケースを、2001年にアラン・シングルモルト5ケースを得た。ハロルド・カリーには息子ポールとアンドリューが加わったが、のちにカリー家は事業を個人投資家グループへ売却した。経営は、近隣キャンベルタウンのスプリングバンク出身のユアン・ミッチェルが担った。
同社は、島南部にラッグ蒸留所という、より新しい2つ目の蒸留所も運営する。ラッグ蒸留所は2019年4月に生産を開始し、同年7月1日にビジターセンターを開業した。北部ロッホランザと南部ラッグ、性格の異なる島の2蒸留所を運営する造り手である。