Niigata Kameda Distillery
日本
2019年、印章製造大手・大谷の常務・道田博幸が新潟市に設立したクラフトウイスキー蒸溜所の運営会社である。倉庫を改装し、2021年に蒸留を開始した「大谷ウイスキー」の造り手だ。
株式会社新潟小規模蒸溜所は、2019年3月に設立された。創業したのは、日本最大級の印章メーカー「大谷」の常務取締役・道田博幸で、原材料コストの高騰に直面するなか、自社製造に踏み切った。2020年6月にウイスキー製造免許を取得したが、コロナ禍で設備の到着が遅れ、実際の蒸留は2021年2月に始まった。
蒸溜所は、新潟駅にほど近い亀田工業団地の、大谷が所有する倉庫を改装して設けられた。亀田製菓本社に隣接し、地元企業が集う地にある。大谷の精密製造技術と倉庫設備が、蒸溜所の立ち上げを支えた。スコットランド・フォーサイス社製のポットスチル2基を備え、阿賀野川の湧水を仕込み水とする。
主力ブランド「大谷ウイスキー」は国際的に高く評価され、ニューポット「NEW POT PEATED」がワールド・ウイスキー・アワード2023でワールドベストを、2026年にも再び世界最高を獲得し、日本のクラフト蒸溜所を代表する存在となった。