Starward Whisky
オーストラリア
2007年、デイヴィッド・ヴィターレがオーストラリア・メルボルンに創業したウイスキー企業である。地元産のワイン樽で全期間熟成させる独自の造りで、モダンなオーストラリアン・ウイスキーを打ち出す。
スターワード・ウイスキーの物語は、2007年、デイヴィッド・ヴィターレがメルボルンに蒸留所を開こうと決意したことに始まる。クラフトビールへの愛から、彼はオーストラリアン・ウイスキーの可能性に目覚めた。ヴィターレは、2000年代半ばにタスマニアのラーク蒸留所で働いた経験を持つ。「明確にオーストラリア的なウイスキーを世界に届ける」というシンプルな構想を掲げ、2007年から資本を集め、2009年7月1日に格納庫(ハンガー)の鍵を手にした。
スターワードは、バロッサ・バレーやヤラ・バレーといった地元の産地のオーストラリア赤ワインを寝かせていた赤ワイン樽を、近隣のワイナリーから調達して熟成に用いる。同社を際立たせるのは、ウイスキーを最初から最後までオーストラリア産赤ワイン樽で完全に熟成させる点だ。
メルボルンの大きな気温変動が熟成を早め、わずか3年で瓶詰め可能な原酒に仕上がる。2022年のサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションでは最多受賞蒸留所となった。ワイン樽を軸にした独自の造りで、現代オーストラリアン・ウイスキーを牽引する造り手である。