熟成に使われた樽
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この味を生む蒸留所
カリラ蒸留所ポートアスケイグの北、ジュラ海峡(サウンド・オブ・アイラ)を見下ろす斜面に、巨大なガラス窓を海へ向けて建つのがカリラだ。1846年にヘクター・ヘンダーソンが創業。丘の上のロッホ・ナム・バンから落ちる水と、本土へ樽を送り出すための海路——道より海が物流の主役だった時代の合理が、この立地に刻まれている。アイラ最大の生産能力を持ち、その多くはジョニーウォーカーをはじめとするブレンドの心臓部として消えていく縁の下の力持ちでもある。味わいはオイリーで、レモンやオリーブを思わせる爽やかさをまとった穏やかなスモーク。アイラの中では飲みやすく、入口としても最適だ。運営はディアジオ。海峡を渡る風の冷たさが、そのまま酒質の透明感に通じている。
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チーフタンズChieftain's
イアン・マクロード・ディスティラーズが手がける独立ボトラーブランドで、同社の「アズ・ウィー・ゲット・イット」等と並ぶラインの一つ。2000年代にはスプリングバンクやブローラ、ローズバンク、ポートエレン、アードベッグなど、閉鎖蒸留所やアイラ島の希少原酒を中心に高評価のボトリングを多数輩出した、20年以上の歴史を持つシリーズ。
独立ボトラーのシングルカスクシリーズで、リリースごとに構成蒸留所が異なる。
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