
Islay
スコットランド西岸の小島で、潮風と豊富なピート(泥炭)を生かした強烈にスモーキーな個性で知られる。ラフロイグ、アードベッグ、ラガヴーリン、ボウモアなど「アイラモルト」の名で世界的に知られる蒸留所が集中し、正露丸や消毒液に例えられるほど個性的な薬品香・ヨード香が特徴とされる。
蒸留の記録は18世紀に遡るとされ、19世紀には現在も稼働するラフロイグ(1815年創業)やラガヴーリン(1816年創業)などが既に操業していた。禁酒法期のアメリカへの密輸で知名度を上げたとも言われ、20世紀後半のシングルモルトブームでアイラモルトの人気が世界的に確立した。2005年のキルホーマン開業以降、新規蒸留所の開業も相次いでいる。
島全体に広がる泥炭層は、内陸の泥炭と異なり分解した海藻や塩を含んだコケが堆積してできており、これを燃料に麦芽を燻すと通常の泥炭にはないヨード香・薬品香が生まれるとされる。仕込み水も泥炭層を通過するため色づいた軟水が多く、これも個性に影響すると言われる。
正露丸や消毒液を思わせる強烈なスモーキー香とヨード香が代名詞。ただし南部と北部で個性差があり、南岸のラフロイグ・アードベッグ・ラガヴーリンは特に力強いピート香、北部のブナハーブンなどは比較的穏やかでノンピートに近いスタイルも造られている。
アイラ最古のボウモア(1779年創業)を筆頭に、南岸には強烈なピートで知られるラフロイグ・ラガヴーリン・アードベッグ(いずれも1815〜1816年創業)が集中する。北部にはノンピート主体でも造るブルックラディやブナハーブン(ともに1881年創業)、東岸にカリラ(1846年)。2005年開業のキルホーマンは島に124年ぶりに誕生した新蒸留所で、大麦栽培から瓶詰めまで手がける農場スタイルで注目を集めている。



Ardbeg 10 Year Old Cask Strength 2026 Committee Release
🏴 スコットランド ・ アードベッグ蒸留所 ・ シングルモルト ・ 10年 ・ 61.7%
Ardbeg 10 Year Old Cask Strength Committee Release
🏴 スコットランド ・ アードベッグ蒸留所 ・ シングルモルト ・ 10年 ・ 61.7%
Caol Ila 11 Year Old Don Julio Tequila Cask Finish Feis Ile 2026
🏴 スコットランド ・ カリラ蒸留所 ・ シングルモルト ・ 11年 ・ 56.1%