
WHY THIS TASTE
2017年11月6日発売、3830本限定。ハチミツとバニラを思わせる甘い香りが立つ一方、口に含むとドライでウッディな樽感が前に出て、後口は軽快に切れる。43度という度数がその甘さと辛口の対比を支える。名の由来は2001年春に子猫で迎えられた猫ミントで、その落ち着いた気質を、フレッシュでほのかに甘いニュアンスへ重ねている。公式に樽種の開示はなく、本文でも樽構成には触れていない。

この味を生む蒸留所
マルス駒ヶ岳蒸溜所長野県宮田村、中央アルプス木曽駒ヶ岳の麓、標高798メートルに立つ、本坊酒造の蒸溜所である(2024年3月に「マルス駒ヶ岳蒸溜所」へ改称)。本坊酒造は1872年創業、1949年からウイスキー事業に参入し、1960年に山梨県石和町で蒸留を始めた。敷地が手狭になったこと、国内需要の高まりを受け、1985年にこの地へ移設された。日本の蒸溜所としては最高標高クラス。そばを流れる太田切川の清冽な水と、夏30℃・冬マイナス15℃という激しい寒暖差が特徴だ。1992年のウイスキー不況で蒸留を休止したが、2011年、19年ぶりに再開した。日本一標高の高い場所で原酒を育む、南信州の造り手だ。
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ザ・ラッキーキャットThe Lucky Cat
本坊酒造マルスウイスキーが手掛ける、蒸留所で暮らす猫たちをモチーフにした数量限定ブレンデッドウイスキーシリーズ。2015年の初弾「サン」以降、猫の個性に合わせたカスク構成でシリーズ化されている。
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