Campari Group
イタリア ・ 1860年創業
1860年、イタリア人ガスパーレ・カンパリがミラノで創業したバーを起源とする、イタリアの大手酒類企業である。看板のリキュール「カンパリ」を生んだ。現在は世界6位の規模を誇る酒類グループとして、190以上の国で事業を展開する。
カンパリ・グループは、1828年生まれの農家出身のガスパーレ・カンパリが、1860年頃にイタリア・ミラノで開いたバーに起源を持つ。ドゥオーモ近く、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア開業と時を同じくして店を構えたことも、その評判を後押しした。自ら地下室でコーディアルやクリームリキュール、ビターズを作り、当時「ビター・アッルーゾ・ドランダ」と呼ばれたこの苦味酒(のちのカンパリ)が人気を博した。1904年にはセスト・サン・ジョヴァンニに歴史的な生産拠点が開設された。
ガスパーレの息子ダヴィデは、1926年、カンパリ・ビターとコーディアル・カンパリ以外の製造をすべて取りやめ、事業を集約した。ダヴィデは1936年に没し、その10年後の1946年、会社は「ダヴィデ・カンパリ=ミラノ株式会社」として法人化された。
1990年代の酒類業界の再編を受け、カンパリは自社ブランドのポートフォリオ構築に乗り出した。1995年にはオランダ企業ボルスヴェッサネンのイタリア部門を、1998年には米国スカイ・ウォッカを手がけるスカイ・スピリッツの少数株式を取得するなど、M&Aを通じて拡大を続けた。現在、カンパリ・グループは世界6位の規模を誇る酒類企業として、190を超える国々で事業を展開している。