Edrington
スコットランド ・ 1961年創業
1961年、ロバートソン姉妹が家業の継承問題への対処として設立した持株会社である。同時に慈善信託「ロバートソン・トラスト」を設立し、議決権株式をこれに寄付した。1999年、ウィリアム・グラント&サンズとの提携でハイランド・ディスティラーズを取得し、マッカランとハイランドパークを傘下に収めた。
エドリントンは、1961年、ロバートソン姉妹によって設立された。姉妹は、事業の相続に伴う企業買収や相続税の影響を懸念し、著名な租税専門の法廷弁護士に相談。その助言により、姉妹の資本を移す持株会社(一族の農場の一つにちなみ「エドリントン」と命名)と、慈善信託を組み合わせる構想が採用された。1961年5月1日、信託証書に署名がなされ、「ロバートソン・トラスト」が発足。姉妹はエドリントンの議決権株式のすべてをこの信託へ寄付した。
ロバートソン家は、1887年にウィリアム・ロバートソンを初代会長としてハイランド・ディスティラーズを創業した一族でもある。1999年、エドリントンはウィリアム・グラント&サンズとの提携により、このハイランド・ディスティラーズを取得。これにより、マッカランとハイランドパークがエドリントンの傘下に加わった。
ロバートソン・トラストは現在、スコットランド最大級の独立系助成財団であり、エドリントンの株式配当から得る収益を財源とする。エドリントンは、マッカランをはじめとする高級シングルモルト・ブランドを擁する企業として事業を続けている。