
WHY THIS TASTE
原料は100%フィンランド産のライ麦麦芽。乾燥を終えた麦芽を燻製小屋に移し、フィンランドの淡水ピートで24時間燻す。キルンでの乾燥と同時ではなく、乾燥の後から煙を当てるのが特徴だ。殻や固形分ごと全粒で仕込むため、煙の成分が初留まで運ばれる。熟成は新しいアメリカンオーク樽と元バーボン樽が中心で、配合はバッチごとに変わる。47.2%。香りは苔むしたようなピートに煮たりんごと蜂蜜。ハンノキで燻すウッド・スモークに対し、湿り気のある煙と蜜蝋の余韻が主役になる。

この味を生む蒸留所
キュロ蒸留所フィンランド・イソキュロに立つ、フィンランド・ライ・ウイスキーの先駆者である。2012年8月29日、ミーカ・リピアイネンら5人の仲間が「ライ・ライ株式会社」として登録して創業した。構想は、サウナでアメリカン・ライ・ウイスキーを飲んでいた際、フィンランド社会に欠かせないライ麦を使ったウイスキー蒸留所が同国にないことを不思議に思ったことから生まれた。2014年、イソキュロのナプエにある古い乳製品工場で、自社スチルによる初蒸留を行った。原料は100%フィンランド産の全粒ライ麦。ポットスチルで蒸留し、アメリカンオーク樽で3〜5年熟成させる。ジン「ナプエ(現キュロ・ジン)」でも数々の賞を得た、サウナから生まれたユニークな造り手だ。
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キュロKyrö
フィンランド・イソキュロで2012年に創業したキュロ蒸溜所が手がけるライウイスキー。フィンランド産100%ライ麦の全粒麦芽のみを原料とし、ポットスチルで2回蒸溜、新品のアメリカンホワイトオーク樽で熟成される、フィンランド初のライウイスキーブランド。モカやキャラメルを思わせる風味に、スパイシーで力強い味わいが特徴。国際的な賞も多数受賞している。
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