Kyrö
フィンランド・イソキュロに立つ、フィンランド・ライ・ウイスキーの先駆者である。2012年8月29日、ミーカ・リピアイネンら5人の仲間が「ライ・ライ株式会社」として登録して創業した。構想は、サウナでアメリカン・ライ・ウイスキーを飲んでいた際、フィンランド社会に欠かせないライ麦を使ったウイスキー蒸留所が同国にないことを不思議に思ったことから生まれた。2014年、イソキュロのナプエにある古い乳製品工場で、自社スチルによる初蒸留を行った。原料は100%フィンランド産の全粒ライ麦。ポットスチルで蒸留し、アメリカンオーク樽で3〜5年熟成させる。ジン「ナプエ(現キュロ・ジン)」でも数々の賞を得た、サウナから生まれたユニークな造り手だ。
キュロは、100%フィンランド産の全粒ライ麦から、ライ・ジンとライ・ウイスキーを造る。ウイスキーは全粒ライ麦を用い、ポットスチルで蒸留してアメリカンオーク樽で3〜5年熟成させる。ライ麦ならではのスパイシーで香ばしい、力強い酒質が特徴だ。ライ麦にこだわり抜いた造りが、フィンランド・ライ・ウイスキーの先駆けとしての個性を形づくる。
キュロ蒸留所(キュロ・ディスティラリー・カンパニー)は、2012年8月29日、ミーカ・リピアイネン、ミッコ・コスキネンら5人の仲間が「ライ・ライ株式会社(Rye Rye Osakeyhtiö)」としてフィンランドのイソキュロに登録して創業した。構想は、サウナでアメリカン・ライ・ウイスキーを飲んでいた際、フィンランド社会に欠かせないライ麦を使ったウイスキー蒸留所が同国にないことを不思議に思ったことから生まれた。2014年、イソキュロのナプエにある古い乳製品工場で、自社スチルによる初蒸留を行った。
蒸留所はフィンランド・イソキュロのナプエ、古い乳製品工場を再生した拠点に立つ。ライ麦が広く育つフィンランドの農地に囲まれ、100%国産の全粒ライ麦を原料とする。フィンランドらしくサウナも敷地内に備え、創業の逸話を体現している。
「キュロ・モルト・ライ・ウイスキー(Kyrö Malt Rye Whisky)」を核に、ナンバリングされた各バッチや樽違いを展開する。ジンでは「ナプエ(現キュロ・ジン)」が2015年に国際ワイン&スピリッツ・コンペティションでジン&トニック部門の最優秀ジンに選ばれた。サウナから生まれ、ライ麦を貫くフィンランドの造り手として、独自の位置を築いている。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。