
WHY THIS TASTE
ラガヴーリン、クライゲラヒ、グレンエルギンという性格の異なるキーモルトを、いずれも12年以上熟成させた原酒だけで組み立てた日本市場向けのブレンド。年数非表記のファインオールドがスモークの気配を軽快さの中に置くのに対し、12年は熟成期間を揃えることでラガヴーリン由来のピートが角の取れた甘みに包まれ、クライゲラヒの厚みとグレンエルギンの華やかさが後ろから支える構成になる。度数は40度のまま、輪郭だけがはっきりする。

この味を生む蒸留所
ラガヴーリン蒸留所ラガヴーリン湾。海賊の砦だったダンイヴェイグ城の廃墟を望む静かな入り江に、この蒸留所は身を潜めるように建つ。密造の煙は1742年頃から立っていたと伝わり、1816年にジョン・ジョンストンが免許を取得して表舞台へ出た。ラガヴーリンを決定づけるのは「時間」である。島でも際立ってゆっくりとした蒸留が、荒々しいピートの奥に凝縮した甘みと油分を宿らせ、乾いた焚き火の煙を上質なビロードへと変えていく。ソラン湖群から引く水、長い熟成、そして急がないという哲学。看板の16年は、スモーキーモルトの完成形として世界の指標であり続ける。ディアジオが擁する至宝であり、隣り合うラフロイグとは水源を巡って争った歴史も持つ、アイラ南岸の重鎮だ。
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ホワイトホースWhite Horse
1890年、ピーター・マッキーがアイラ島ラガヴーリン蒸留所を継承したのを機に生み出したブレンド。ラガヴーリンの重厚なピート香を骨格に据え、モルト4割・グレーン6割という配合で構成される約40種の原酒をまとめ上げる。1925年にDCL(現ディアジオの源流)へ参加し、以来同社のブランドとして続く。
上記ラガヴーリンの原酒に加え、モルト4割・グレーン6割で約40種のウイスキーをブレンド。詳細な内訳は非公開。
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