Awano
徳島・吉野川のほとり、阿波市土成町に構える四国初のウイスキー蒸溜所である。江戸末期から続く酒類総合メーカー・日新酒類が、清酒や焼酎、ジンで培った技を携え、2023年3月に初蒸留を行った。仕込み水はミネラルバランスに優れた吉野川の中軟水。ワンバッチ麦芽500キロのノンピート麦芽を、大阪ケミカルプラント社製のスチルで丁寧に蒸留し、熟成感のある酒質を目指す。四国という新たな産地から、静かに歩みを始めた造り手だ。
ワンバッチは麦芽500キロで、ノンピート麦芽を使用する。蒸留器は大阪のケミカルプラント社製のロイヤルスチルで、初留釜は胴体部がステンレス製、ヘッドやラインアーム・コンデンサーが銅製、再留釜はすべて銅製という構成。伝統の日本酒造りのスピリットを守りながら、しっかりと熟成感のある原酒を狙う。
日新酒類は徳島県阿波市土成町に蔵を構え、江戸時代末期より続く酒造の技を受け継ぐ酒類総合メーカーである。清酒・焼酎・リキュール・果実酒・ジン・梅酒と幅広く手がけてきたが、2023年3月に「阿波乃蒸溜所」としてウイスキー製造を開始。四国では初のウイスキー蒸溜所となった。
蔵は徳島平野を潤す吉野川の流域に位置する。仕込み水にはミネラルバランスに優れた吉野川の水(中軟水)を用い、温暖な徳島の気候のもとで熟成が進む。
2026年より、バーボン樽で3年熟成させたシングルモルトのリリースを開始。四国初のジャパニーズウイスキーとして注目を集めている。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
1923年、鳥井信治郎が山崎蒸溜所を開設したのが日本ウイスキーの始まり。技師として招かれた竹鶴政孝は後にニッカウヰスキーを設立し余市蒸溜所を開いた。スコッチの製法を土台にしながらも、繊細な水質と四季の寒暖差を生かした独自のスタイルを確立し、2000年代以降は国際コンペティションでの受賞を機に世界的な評価を得ている。
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