Biwako
滋賀・高島市新旭町、日本酒「松の花」で知られる川島酒造が営むウイスキー蒸溜所である。1865年創業の同蔵は、事業を継いだ北川直樹のもとで新規事業としてウイスキー造りに参入し、2023年7月に仕込みを開始した。仕込み水は平成の名水百選「針江の生水」。木桶発酵槽のみを用い、スペイサイドのクラガンモアのような華やかでスイートな酒質を目指す。有明産業の国産新樽をはじめ20種を超える樽で、琵琶湖畔の個性を育んでいる。
発酵槽以外の製造機器はすべて三宅製作所製で、ワンバッチは麦芽400キロから約2000リットルの麦汁を得る。発酵はステンレス槽を使わず、あえて木桶発酵槽のみを用いるのが特徴で、現在3基が稼働し将来的に5基へ増やす計画だ。狙うのはスペイサイドのクラガンモアのような、華やかでスイートな酒質。樽は日本で唯一洋樽を専業とする有明産業の国産新樽を軸に、新樽・古樽あわせ20種類ほどで熟成させる。
川島酒造は1865年、滋賀県高島市新旭町に創業した酒蔵で、日本酒「松の花」で知られる。京都で茶問屋を営む北川直樹が事業を引き継ぎ、新規事業としてウイスキー造りへの参入を決定。2023年7月に仕込みを開始し、琵琶湖蒸溜所として歩み出した。
蔵は琵琶湖の西岸、高島市新旭町に位置する。仕込み水には平成の名水百選にも選ばれた「針江の生水」を用い、これが華やかでフローラルな味わいを生むと考えられている。
熟成途上ながら、環境と樽を重視した個性豊かな原酒を積み上げている。琵琶湖畔の風土を映すシングルモルトの登場が待たれる造り手だ。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
1923年、鳥井信治郎が山崎蒸溜所を開設したのが日本ウイスキーの始まり。技師として招かれた竹鶴政孝は後にニッカウヰスキーを設立し余市蒸溜所を開いた。スコッチの製法を土台にしながらも、繊細な水質と四季の寒暖差を生かした独自のスタイルを確立し、2000年代以降は国際コンペティションでの受賞を機に世界的な評価を得ている。
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