
Bladnoch
スコットランド南西部、ダンフリース&ギャロウェイのウィグタウン近郊、ブラドノックに立つ蒸留所である。1817年、ジョンとトマスのマクレランド兄弟が自らの農場で免許を取得して創業した。現存するローランド最古の蒸留所で、オーヘントッシャンより6年、グレンキンチーより10年古い。一族経営は1905年まで続いたが、供給過剰の時代に閉鎖され、以後20世紀を通じて幾度も閉鎖と所有者交代を繰り返した。2015年7月、オーストラリアの実業家デイヴィッド・プライアーが、元スコッチ・ウイスキー協会CEOのギャヴィン・ヒューイットとともに取得し、往時の栄光を取り戻すべく再建。2017年6月、草のようでモルティなローランド・スタイルの原酒とともに生産を再開した、南西部の古豪だ。
ブラドノックは、草のようでモルティ、軽やかなローランド・スタイルの酒質を得意とする。2017年の再開にあたっては設備を一新し、伝統的なローランドの繊細な酒質を現代に受け継いだ。クリーンでフローラルな飲み口を目指し、丁寧に仕込む。長い歴史のなかで培われたローランドらしい上品な個性が、その持ち味だ。
ブラドノック蒸留所は、1817年、ジョンとトマスのマクレランド兄弟が、ウィグタウン近郊ブラドノックの村の自らの農場で免許を取得して創業した。現存するローランド最古の蒸留所で、オーヘントッシャンより6年、グレンキンチーより10年も古い。一族経営は1905年まで続いたが、供給過剰と販売不振の時代に、多くの蒸留所とともに閉鎖された。20世紀を通じて幾度も閉鎖と所有者交代を繰り返したのち、2015年7月、オーストラリアの実業家デイヴィッド・プライアーが取得し、再建に着手。2017年6月に生産を再開した。
蒸留所はスコットランド南西部、ダンフリース&ギャロウェイのウィグタウン近郊、ブラドノック川のほとりに立つ。スコットランド南西端の穏やかな田園地帯にあり、良質な水と大麦に恵まれる。ローランド最古の蒸留所として、この地に200年以上の歴史を刻んできた。川のほとりの落ち着いた環境が、繊細な酒質を育む。ローランドの穏やかな気候も、軽やかな熟成に適している。
再建後は、シェリー樽の「サマラ」やバーボン樽の「ヴィナヤ」、熟成表記のボトルなどを展開する。閉鎖前の長熟原酒も珍重される。現存するローランド最古の蒸留所という誇りと、幾度もの再生を乗り越えた歴史を持つ、スコットランド南西部の古豪である。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
スコットランド南部の低地地帯。伝統的に3回蒸留を行う蒸留所が多く、ピートを使わない大麦と相まって、軽やかで穀物由来の優しい甘みを持つスタイルが特徴とされる。かつては蒸留所数が多かったが20世紀に大きく減少し、近年オーヘントッシャンやグレンキンチーなどを中心に再評価が進んでいる。
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