
The Borders
スコットランド南部、スコティッシュ・ボーダーズのホーウィックに立つ蒸留所である。2018年3月に稼働し、1837年以来じつに180年ぶりに、ボーダーズ地方にウイスキー蒸留を復活させた。運営は、業界のベテラン4人が2013年に興したスリー・スティルズ・カンパニー。町の中心にある1880年代のランドマーク的建物——かつてホーウィック電力会社などが使った工場——を、1000万ポンドを投じて近代的な蒸留所に再生した。2基のウォッシュスチルと2基のスピリッツスチルに加え、特注のカーターヘッド・スチルを備え、地元産ボタニカルのジンも造る。羊毛産業で知られた町に、失われた蒸留の伝統を取り戻した、ボーダーズの造り手だ。
ボーダーズ蒸留所は、年産最大180万リットルの規模で、シングルモルトを造る。2基のウォッシュスチルと2基のスピリッツスチルに加え、ロージズのフォーサイス社が特注で製作したカーターヘッド・スチルを備える。このカーターヘッド・スチルで、地元産ボタニカルを用いたボーダーズ・ジンも造る。クリーンで軽やかなローランド寄りの酒質を目指す、丁寧な造りが特徴だ。
ボーダーズ蒸留所は、2018年3月に稼働した、スコットランド南部スコティッシュ・ボーダーズのホーウィックに立つ蒸留所である。1837年に同地方最後の合法蒸留所が閉鎖されて以来、180年にわたりこの地は「ウイスキーの空白地帯」だった。それを埋めるべく、スコッチ業界のベテラン4人が2013年にスリー・スティルズ・カンパニーを興した。2015年末に計画認可を得て、町の中心にある1880年代の工場——かつてホーウィック電力会社などが使った建物——を、1000万ポンドを投じて蒸留所に再生した。蒸留所は2018年3月6日午前10時11分に稼働を始めた。
蒸留所はスコットランド南部、羊毛産業で知られる町ホーウィックの中心に立つ。1880年代のランドマーク的な建物を再生した拠点で、2棟の大きな古い倉庫を近代的なガラスの増築部でつないだ、歴史と現代が融合した佇まいだ。ボーダーズ地方の良質な水と穀物が、造りを支えている。
稼働当初はジン「クレッシー」やニューメイクの原酒を世に出し、シングルモルトの熟成を待った。地元産の穀物とボタニカルにこだわる姿勢が、ブランドの核にある。180年ぶりにスコティッシュ・ボーダーズにウイスキー蒸留を取り戻した、羊毛の町ホーウィックの意欲的な造り手である。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
スコットランド南部の低地地帯。伝統的に3回蒸留を行う蒸留所が多く、ピートを使わない大麦と相まって、軽やかで穀物由来の優しい甘みを持つスタイルが特徴とされる。かつては蒸留所数が多かったが20世紀に大きく減少し、近年オーヘントッシャンやグレンキンチーなどを中心に再評価が進んでいる。
ローランドを深掘りする →