Echlinville
北アイルランド・ダウン県、アーズ半島の家族農場に立つ、北アイルランドで125年以上ぶりの免許蒸留所である。シェーン・ブラニフが十数年前に創業し、2013年に蒸留を開始した。エクリンの名は、1613年にこの地へ来たダウン&コナー主教ロバート・エクリンに遡り、1735年に一族がルベイン・ハウスを買って改称した由緒を持つ。アイルランド初のファーム蒸留所として、大麦を自らの農場で播き、育て、収穫し、手作業でフロアモルティングする。シングルポットスチルとシングルモルトを、一滴ずつ丁寧にポットスチルで造る。名門「ダンヴィルズ」の復活を創業の目的に掲げ、失われたベルファストの銘酒を蘇らせた造り手だ。
エクリンヴィルでは、シングルポットスチルとシングルモルトの双方の原酒を造る。シングルポットスチルは麦芽と未発芽大麦を用いるアイルランド固有のスタイルだ。自家栽培・自家製麦の大麦を、一滴ずつ丁寧にポットスチルで蒸留する「トリクル・ディスティレーション」を掲げ、素材から製法まで手仕事にこだわる。フロアモルティングを自ら行う数少ない蒸留所として、原料の質を追求する。
エクリンヴィル蒸留所は、シェーン・ブラニフによって十数年前に創業され、2013年に蒸留を開始した、北アイルランドで125年以上ぶりの免許蒸留所である。エクリンの名は、1613年にアーズ半島へ来て教会を開いたダウン&コナー主教ロバート・エクリンに遡り、1735年に曾孫チャールズがカークビン近郊のルベイン・ハウスを買い、エクリンヴィルと改称したことに由来する。創業の目的の一つは、1936年のロイヤル・ベルファスト蒸留所閉鎖で消えた名門「ダンヴィルズ」の復活だった。
蒸留所は北アイルランド・ダウン県、アーズ半島のニュータウンアーズに立つ。アイルランド初のファーム蒸留所として、大麦を自らの家族農場で播き、育て、収穫し、手作業でモルティングする。自前のフロアモルティング設備、瓶詰め施設、ビジターセンターとカフェを備え、畑からボトルまで一貫する。半島の海に囲まれた農地が、造りの土台となっている。
象徴的な「ダンヴィルズ アイリッシュ ウイスキー」を復活させたほか、歴史ある「オールド・カンバー」も蘇らせ、人気の「ジョーボックス・ジン」も手がける。かつて世界有数の銘酒とされたダンヴィルズの名を、アイリッシュ・ウイスキーの遺産の礎として取り戻した、復興の担い手だ。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
禁酒法や英愛貿易戦争などを経て20世紀に大きく衰退したが、「アイリッシュウイスキーの父」と呼ばれる再興を経て2020年代には蒸留所数が40を超えるまでに回復した。多くは単式蒸留器で3回蒸留する伝統製法を用い、ノンピートの大麦を使うためスコッチに比べて軽やかでまろやかな味わいになりやすい。
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