
Ikawa
大井川の最上流、南アルプスに抱かれた標高約1200メートル——日本一標高の高い蒸溜所である。運営する十山は、東証上場の製紙メーカー・特種東海製紙のグループ会社で、一帯は一世紀以上守られてきた2万4千ヘクタール超の広大な社有林。2020年11月に初蒸留し、三宅製作所製のストレート型スチル2基が稼働する。仕込みは南アルプスの湧水。ミズナラや栗・桜の深い森に囲まれ、湿潤で冷涼な熟成環境が、手つかずの自然に磨かれたクリーンな原酒を育てている。
三宅製作所製のストレート型ポットスチル2基が稼働する。伝統的な製法を重んじてクリーンで綺麗な原酒をつくり、手つかずの自然に抗うことなく熟成させる方針だ。周囲にはミズナラ、クリ、サクラなど多様な樹種の森が広がり、オクシズ(奥静岡)の間伐材を活用した自社製樽のプロジェクトも進む。
運営会社の十山(じゅうざん)は2020年に設立された、製紙メーカー・特種東海製紙のグループ会社である。蒸溜所が立つ一帯は同社の社有林で、民間企業が所有する一まとまりの土地としては日本一の広さ(2万4430ヘクタール)を誇り、一世紀以上にわたり保護されてきた。2020年11月に初蒸留を行い、2022年にニューボーン、2024年に初のウイスキーをリリースした。
蒸溜所は大井川の最上流、静岡県最北端の南アルプスの山々に囲まれた標高約1200メートルに立地し、日本一標高の高い蒸溜所として知られる。仕込みには南アルプスの湧水を用いる。数千年をかけて形成された特異な地形が、湿潤で冷涼な熟成環境を生む。
2024年に初のシングルモルトを発売し、2025年には第2弾のリリースを予定する。日本一の高地と南アルプスの水が育む、静岡・井川の個性を映した一本だ。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
1923年、鳥井信治郎が山崎蒸溜所を開設したのが日本ウイスキーの始まり。技師として招かれた竹鶴政孝は後にニッカウヰスキーを設立し余市蒸溜所を開いた。スコッチの製法を土台にしながらも、繊細な水質と四季の寒暖差を生かした独自のスタイルを確立し、2000年代以降は国際コンペティションでの受賞を機に世界的な評価を得ている。
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