Kobe
六甲山系の麓、神戸の地で約30年の時を経て甦った蒸溜所である。1993年に神戸みのりの公社が神戸産葡萄100%のブランデー造りを始めたが、95年の阪神淡路大震災で製造停止。樽に残り熟成を続けた「神戸ブランデー」が海外で高評価を得たことから、神戸市が当時の蒸溜器を活用する事業者を募り、2022年秋に再開した。歴史あるフランス製直火釜でブランデーを、新設の銅製単式蒸留器でウイスキーを造る。葡萄香る、神戸ならではの一杯だ。
歴史あるフランス製の直火蒸留器でブランデーを、新設の銅製単式蒸留器でウイスキーを造り分ける。蒸留をゆっくり時間をかけて行うことで、まろやかさと麦の甘みを引き出す。モルトはイギリス産を用い、蒸留酵母に加えエール酵母も使うことで、麦の甘みをいっそう際立たせる。
神戸蒸溜所の起点は、1993年に神戸市の外郭団体「神戸みのりの公社」が神戸産葡萄を100%用いて始めたブランデー造りにある。1995年の阪神淡路大震災で製造は停止したが、樽に残って熟成を続けた「神戸ブランデー」は海外で高い評価を受けた。神戸市が当時の蒸溜器を活用する事業者を募集し、約30年ぶりとなる2022年秋、神戸蒸溜所として再開した。
蒸溜所は六甲山系に育まれる神戸の地に立つ。葡萄栽培に適した土地の履歴と、震災を越えて受け継がれた蒸溜設備が、この地ならではの物語を形づくる。
「神戸ウイスキー」を軸に、復活したブランデーと並べて展開する。震災を越えて甦った蒸溜器が生む、葡萄の記憶を宿した神戸の一杯だ。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
1923年、鳥井信治郎が山崎蒸溜所を開設したのが日本ウイスキーの始まり。技師として招かれた竹鶴政孝は後にニッカウヰスキーを設立し余市蒸溜所を開いた。スコッチの製法を土台にしながらも、繊細な水質と四季の寒暖差を生かした独自のスタイルを確立し、2000年代以降は国際コンペティションでの受賞を機に世界的な評価を得ている。
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