
Komoro
浅間山の南麓、清らかな水を育む長野県小諸市に立つ蒸留所である。台湾カバランの名を世界に轟かせた元マスターブレンダー、イアン・チャンと、金融出身の島岡高志が2019年暮れに構想し、2023年7月に開業した。旧軽井沢蒸留所の名声への敬意を胸に、ウイスキー造りに最適な地を探し当てた小諸の地。ワンバッチ麦芽1トン、フェノール値25ppmはイアンの師・故ジム・スワン博士の誕生日12月25日に由来する。再留器が初留器より大きい珍しい構成で、リッチでコクのある酒質を狙う。
ワンバッチは麦芽1トン。通常は輸入のノンピート麦芽を用いるが、毎年12月にはフェノール値25ppmのピート麦芽を仕込む。この25という数字は、イアンが師と仰ぐ故ジム・スワン博士の誕生日12月25日に由来する。ポットスチルはフォーサイス社製で、初留・再留各1基。再留器のほうが大きいという珍しい構成が、リッチでコクのある酒質を導く。
小諸蒸留所は、元カバラン蒸留所のマスターブレンダー、イアン・チャンと、アメリカ系金融会社の執行役員を務めた島岡高志が構想した蒸留所である。旧メルシャン軽井沢蒸留所の名声を再びとの思いから軽井沢周辺で用地を探したが条件に合わず、近隣の小諸市に最適な地を確保。2019年暮れの構想から約4年を経て、2023年7月に正式オープンした。
蒸留所は浅間山南麓、清らかな水を育む長野県小諸市に立つ。島岡は浅間山麓一帯でウイスキー造りに最適な場所を探し歩き、この地を選んだ。標高の高い冷涼な気候と良質な水が、じっくりとした熟成を支える。
熟成前の原酒「ニューメイク」の提供を始め、今後のシングルモルトへ期待が高まる。世界的ブレンダーの設計と浅間山麓の風土が交わる、新たなジャパニーズウイスキーの物語だ。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
1923年、鳥井信治郎が山崎蒸溜所を開設したのが日本ウイスキーの始まり。技師として招かれた竹鶴政孝は後にニッカウヰスキーを設立し余市蒸溜所を開いた。スコッチの製法を土台にしながらも、繊細な水質と四季の寒暖差を生かした独自のスタイルを確立し、2000年代以降は国際コンペティションでの受賞を機に世界的な評価を得ている。
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