Kyoda (Helios)
沖縄本島北部、名護市許田に立つヘリオス酒造の蒸溜所である。1961年、松田正が沖縄特産のサトウキビを用いたラム造りで創業し、わずか2年後の1963年にウイスキー製造も開始した。泡盛やビールへと幅を広げる中、ウイスキーは1989年頃から断続的に休止したが、2016年に再開。仕込み水は工場裏手を流れる川の上流の硬度50度の水。泡盛やビールの設備を転用したスチルで蒸留し、高温多湿ゆえの速い熟成とエンジェルズシェアの大きさを個性へと昇華する、南国ならではの造り手だ。
蒸留器は日本メーカー製の銅製スチルで、容量は3000リットル。現在使われるスチルやタンク、糖化設備の一部は、泡盛やビール製造で使われてきたものを転用している。高温多湿ゆえに熟成のピークが早く、エンジェルズシェア(樽内の蒸発)が大きいが、その温度変化の激しさや熟成の速さこそが沖縄ならではの個性として昇華されている。
許田蒸溜所を営むヘリオス酒造は、1961年に松田正が創業した。沖縄の主要作物であるサトウキビを原料としたラム造りから始まり、2年後の1963年にはウイスキー製造も開始。黒糖酒・泡盛・ビールと年々酒類の幅を広げてきた。ウイスキー製造は1989年頃から断続的に休止していたが、2016年に本格再開した。
蒸溜所は沖縄本島北部、名護市許田に立つ。仕込み水には工場の裏手を流れる川の上流の水を用い、硬度は50度の軟らかな水質である。年間を通じて高温多湿な沖縄の気候が、熟成のあり方を大きく特徴づける。
2020年に沖縄初のシングルモルト「許田 カスクストレングス2020」を発売。ラム樽でフィニッシュした「許田 シングルカスク」など、南国の熟成環境を映した個性的なボトルを展開する。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
1923年、鳥井信治郎が山崎蒸溜所を開設したのが日本ウイスキーの始まり。技師として招かれた竹鶴政孝は後にニッカウヰスキーを設立し余市蒸溜所を開いた。スコッチの製法を土台にしながらも、繊細な水質と四季の寒暖差を生かした独自のスタイルを確立し、2000年代以降は国際コンペティションでの受賞を機に世界的な評価を得ている。
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