Maoi
北海道夕張郡長沼町、馬追丘陵の裾に広がる蒸溜所である。2006年に生まれた小さなマオイワイナリーが起点で、2017年に「マオイ自由の丘ワイナリー」として約15ヘクタールの牧草地を開拓、2021年末頃からウイスキーとブランデーも手がける馬追蒸溜所へと生まれ変わった。スチルはスコットランド・フォーサイス社製の小型ハイブリッド式で、濃縮感のあるリッチな原酒を生む。話題は核シェルター内での熟成——低温安定の環境がエンジェルズシェアを抑える。原酒の輸入に頼らず自社製造を貫く造り手だ。
新たに導入したスチルはスコットランド・フォーサイス社製のハイブリッド式で、小型ゆえに濃縮感のあるリッチな原酒を生む。話題を呼ぶのが核シェルター内での熟成で、低温かつ湿度の安定した環境がエンジェルズシェアを最小限に抑える。多くの新興蒸溜所が輸入原酒のブレンデッドを出す中、馬追は原酒の輸入を行わず自社製造にこだわる。
馬追蒸溜所の歴史は、2006年に北海道夕張郡長沼町で生まれた小さなワイナリーに始まる。2017年に「マオイ自由の丘ワイナリー」と名を改め約15ヘクタールの牧草地を開拓し、2021年末頃からウイスキーやブランデーの製造も行う「馬追蒸溜所」へと社名を変えて再始動した。ワイン造りを土台に、蒸留酒の世界へと歩みを広げている。
蒸溜所は石狩平野の東縁、馬追丘陵の裾に位置する長沼町に立つ。冷涼な北海道の気候が、ゆっくりとした熟成に適した環境を生む。ワイン用ブドウの栽培にも取り組む、農と一体の蒸溜所である。
2022年に1500本限定でウイスキーを初出荷し、2025年には本格的なウイスキー発売を掲げる。北海道産の自社原酒にこだわった、新星と目される造り手だ。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
1923年、鳥井信治郎が山崎蒸溜所を開設したのが日本ウイスキーの始まり。技師として招かれた竹鶴政孝は後にニッカウヰスキーを設立し余市蒸溜所を開いた。スコッチの製法を土台にしながらも、繊細な水質と四季の寒暖差を生かした独自のスタイルを確立し、2000年代以降は国際コンペティションでの受賞を機に世界的な評価を得ている。
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