
Ontake
焼酎「宝山」で知られる西酒造が、薩摩半島ほぼ中央の標高約400メートルの丘陵に拓いた蒸留所である。1845年創業、八代続く老舗が2019年にウイスキー製造免許を取得して立ち上げた。御岳とは桜島の別称。仕込み水は毎分1000リットル以上湧く天然軟水で、周囲の森が長い年月をかけて磨いた水だ。三宅製作所製スチル2基はラインアームを上向きに設計し、フルーティですっきりとした酒質を狙う。焼酎造りで培った自社酵母を選抜して用い、ニューポットをシェリー樽で熟成させる、発酵を究める職人集団の挑戦だ。
ポットスチルは2基とも三宅製作所製で、初留がストレート型、再留がバルジ型。ラインアームの角度は上向きに設計され、これによりフルーティですっきりとした酒質を目指す。酵母には西酒造が焼酎造りで培ってきたオリジナル酵母を選抜して使い、ニューポットはシェリー樽に詰めて熟成させる。
御岳蒸留所を営む西酒造は、1845年創業の老舗焼酎蔵である。「吉兆宝山」「天使の誘惑」などのブランドで全国に知られ、現社長の西陽一郎は八代目蔵元にあたる。2019年にウイスキー製造免許を取得して御岳蒸留所を立ち上げ、同年から蒸留を開始した。御岳とは桜島の別称である。
蒸留所は鹿児島県薩摩半島のほぼ中央、鹿児島市下福元町の広大な丘陵地に拓かれた標高約400メートルに位置する。仕込み水は毎分1000リットル以上湧き上がる天然軟水で、周辺の丘陵の豊かな森によって長い年月をかけて濾過・浄化されている。
2023年に待望の第一弾シングルモルト「御岳 THE FIRST EDITION」を抽選販売で発売。以降も「御岳(ONTAKE)」ブランドとしてリリースを重ね、焼酎の名門が世界に狙われるウイスキーを目指している。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
1923年、鳥井信治郎が山崎蒸溜所を開設したのが日本ウイスキーの始まり。技師として招かれた竹鶴政孝は後にニッカウヰスキーを設立し余市蒸溜所を開いた。スコッチの製法を土台にしながらも、繊細な水質と四季の寒暖差を生かした独自のスタイルを確立し、2000年代以降は国際コンペティションでの受賞を機に世界的な評価を得ている。
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