Town Branch
ケンタッキー州レキシントン、100年以上ぶりに同市に建った蒸留所である。アイルランド出身の生化学者で、動物栄養企業オルテックを率いたピアース・ライオンズ博士が、1999年にレキシントン・ブリューイング・アンド・ディスティリング・カンパニーを創業した。ライオンズはアイリッシュ・ディスティラーズで酵母技術を磨き、1976年に渡米してケンタッキーのエタノール蒸留を改善した人物だ。まずケンタッキー・エールを醸造し、2008年からスコットランド製の銅製ポットスチル2基でウイスキーの蒸留を開始。ビールとバーボンの両方を醸造・蒸留する珍しい拠点として、ケンタッキー・バーボン・トレイルの一角を担う。
同社はまずレキシントン・ブリューイング・カンパニーとしてケンタッキー・エール、のちにバーボン樽熟成の「ケンタッキー・バーボン・バレル・エール」を7年間醸造した。2008年、スコットランドから導入した銅製ポットスチル2基で、元来の醸造所でウイスキーの初留を開始。4年の熟成を経て2012年から瓶詰め・販売を始めた。ビール醸造と酵母技術の知見が、独特の造りを支える。
タウンブランチを生むレキシントン・ブリューイング・アンド・ディスティリング・カンパニーは、1999年にピアース・ライオンズ博士が創業した。アイルランド生まれのライオンズは、アイリッシュ・ディスティラーズで生化学者として酵母技術を磨き、1976年に渡米。ケンタッキーのエタノール蒸留業者の工程改善を請われて移り、1980年に酵母技術を動物の健康・栄養に応用する企業オルテックを立ち上げた。タウンブランチ蒸留所は、レキシントンに100年以上ぶりに建った蒸留所である。
蒸留所はケンタッキー州レキシントンに立つ。市の中心を流れた小川「タウンブランチ」に名を由来する。ケンタッキーの石灰岩に恵まれた良質な水が、ビール醸造とウイスキー蒸留の双方を支える。ブルーグラス地方の中心都市に建つ、街の歴史を象徴する拠点だ。
「タウンブランチ バーボン」を核に、シングルモルトの「ピアース・ライオンズ リザーブ」、「タウンブランチ ライ」、バーボン風味のコーヒー飲料「ブルーグラス サンダウン」を展開する。ビールとスピリッツを併せ持つオルテックの多彩な酒類群の一翼を担う。
フレーバープロファイル付きのボトルが追加され次第、ここでボトルごとの味わいを比較できるようになります。

この蒸留所が属する地域
トウモロコシを主原料とするバーボンウイスキーの本場。原料の51%以上がトウモロコシで、内側を焦がした新樽で熟成させることが法律上の条件となっている。ケンタッキー州が生産の中心地で、テネシー州のジャックダニエルズは木炭濾過(チャコール・メローイング)を経る独自製法「テネシーウイスキー」を名乗る。近年は小規模クラフト蒸留所が全米で急増している。
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