
熟成に使われた樽
禁酒法時代にビル・マッコイがアメリカへ密輸したエピソードにちなむ100プルーフ版。

この味を生む蒸留所
グレンマレイ蒸留所スコットランド・スペイサイド、エルギンのロッシー川のほとりに立つ蒸留所である。もとはロバート・ソーン&サンズが営む「ウェスト・ブルワリー」で、1897年に蒸留所へ転換され、同年9月13日に最初の原酒が流れた。長く手頃な価格の良質なシングルモルトとして親しまれ、「エルギンのエメラルド」とも称される。2008年、グレンモーレンジィ社からフランスのラ・マルティニケーズ社へ売却された。同社はキャティサークやラベル5といったブレンドにもグレンマレイの原酒を用いる。シャルドネやシュナン・ブランの白ワイン樽でのフィニッシュを早くから手がけ、多彩な樽熟成の先駆けとなった。日常に寄り添う価格と品質を両立する、スペイサイドの良心的な造り手だ。
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カティサークCutty Sark
1923年、ロンドンのワイン商ベリー・ブラザーズ&ラッドが禁酒法下の米国市場向けに開発した淡色ブレンド。同名の快速帆船にちなみ、当時としては異例に淡い色調と軽やかな味わいで一世を風靡した。長きにわたりグレンロセスを「拠りどころ」としてきたが、2018年にラ・マルティニケーズへ売却され、同社傘下のグレンマレイの原酒も加わるようになった。
モルトとグレーンの比率はおよそ3:7とされ、上記2蒸留所以外の構成銘柄・配合比は非公開。
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