
熟成に使われた樽
加水も冷却濾過も行わず樽出しのまま瓶詰めするカスクストレングス製法により、キャラメル・バニラの濃厚な甘みとレザーや焦がしたオークの力強い香りが凝縮された味わいになる。度数はバッチごとに変動する(約60〜65%)。
この味を生む蒸留所
ジムビーム蒸留所ケンタッキー州クラーモント、世界で最も売れるバーボンを生み出す「バーボンの第一家族」ビーム家の本拠である。18世紀末にドイツから移住したベーム家のヤコブ・ビームが1795年頃に最初の樽を売り、以来7代にわたり一族が造りを受け継いできた。1933年の禁酒法撤廃後、ジム・ビームは70歳で独自の酵母を再現し、わずか120日で蒸留所を再建した逸話で知られる。孫のブッカー・ノエは40年以上マスターディスティラーを務め、1987年に世界初のスモールバッチ「ブッカーズ」を世に問うた。コーン主体のマッシュビルと、禁酒法以前から守られる一族の酵母が、甘くまろやかで飲みやすい定番の味を支える。今日ではビーム サントリーのもと、世界中で愛される揺るぎない看板であり続けている。
蒸留所の詳細を見る →このボトルのブランド
ブッカーズBooker's
ジム・ビームの6代目マスターディスティラー、ブッカー・ノーが1988年に発売したバーボン。樽出しのまま加水も濾過もせず瓶詰めする手法を「スモールバッチ」と称した先駆けで、その言葉自体もノーが生み出したとされる。6〜8年熟成、アルコール度数はビームのスモールバッチ・コレクション中最も高い。現在はサントリーグローバルスピリッツ傘下ジム・ビーム蒸溜所で製造されている。
ブランドの詳細を見る →