
熟成に使われた樽
世界2ヶ所のグレーン原酒と世界9ヶ所のモルト原酒をブレンドする、ベンチャーウイスキーによるワールドブレンデッド。
この味を生む蒸留所
羽生蒸溜所埼玉県羽生市に立つ、東亜酒造の蒸溜所である。東亜酒造は1625年に秩父市で創業し、1941年に現在地の羽生市へ移転した老舗の酒蔵だ。1980年、モルトウイスキーの自社生産に乗り出し「羽生蒸溜所」を稼働させたが、1985年のプラザ合意による円高とウイスキー市場の縮小で、1991年に生産を停止。2000年には民事再生法の適用を申請し、蒸溜所は稼働を止めた。この旧原酒を、東亜酒造の孫にあたる肥土伊知郎(のちの秩父蒸溜所創業者)が引き取り、トランプのカードになぞらえてボトリングした「イチローズモルト・カードシリーズ」が世界的な人気を博した。2021年、看板を再び掲げ、新たな原酒造りを始めた蒸溜所である。
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イチローズモルトIchiro's Malt
埼玉県の秩父蒸溜所を擁するベンチャーウイスキー社の看板ブランド。創業者・肥土伊知郎氏の祖父が営んでいた羽生蒸溜所の原酒を商品化するため、2004年に同社を設立したのが始まり。羽生蒸溜所の在庫を用いた「カードシリーズ」がオークションで高値を呼び国際的に高く評価され、日本を代表するクラフトウイスキーブランドの一つとなった。現在は秩父蒸溜所産の原酒を用いた展開が中心となっている。
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