WHY THIS TASTE
名はフィンランド語で「門」を意味し、ポートワインにも掛けている。原酒をバーボン樽で3〜4年熟成させたあと、ポートワイン樽で1年半かけて仕上げる。度数は43%、50clで年数表記はなく、2016年から造られている。公式はミディアムライトの酒質に、ワインのような香りとバニラ、「ほろ苦く洗練された」味わいを挙げる。バニラは主熟成のバーボン樽、ワインを思わせる香りと果実味は1年半の後熟に結びつく。バーボン樽とシェリー樽を初めから組み合わせて10年寝かせる10年に対し、ポルッティは若い原酒にポート樽の後熟を重ね、果実味を前に引き出す設計になる。

この味を生む蒸留所
テーレンペリ蒸留所フィンランド・ラハティに立つ、同国最大のシングルモルト専門蒸留所である。アンシ・ピュシングとマリアンヌ・ピュシング夫妻が家族経営で営む。アンシは1994年にラハティで最初のテーレンペリ・レストランを開き、翌1995年から醸造を始めた。フィンランドのシングルモルト蒸留所を造るという夢は、その7年後の2002年に蒸留所開設として結実した。当初の蒸留所はラハティ中心部のレストラン「タイヴァーンランタ」内にあり、2015年には郊外に大型の蒸留所とビジターセンター、ブルワリーショップを開いた。30年の醸造経験を持つテーレンペリ・ブルワリーと連携し、上質なシングルモルトを造る。2020年にはIWSCで世界最優秀ウイスキー生産者に選ばれた造り手だ。
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テーレンペリTeerenpeli
フィンランド・ラハティにある家族経営のブルワリー兼蒸溜所テーレンペリが手がけるシングルモルト。1994年創業、2002年から蒸溜を開始し、地元産の大麦とサルパウセルカの地下水を使用。ボトルは50clが基本で、主な銘柄にバーボン樽とシェリー樽で寝かせる旗艦の10年、シェリー樽熟成のカスキ、ピーテッド麦芽を使うサヴ、ポートワイン樽で仕上げるポルッティがある。フィンランドを代表するクラフトウイスキーの一つ。
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