
WHY THIS TASTE
ピートの香りが強い余市モルトと、シェリー樽で熟成した宮城峡モルトを中心に原酒を選んだ、モルトベースのブレンデッドウイスキー。公式によると、ブレンドの核には重厚さと樽の熟成感をもたらす原酒を据え、円熟期の原酒から若く力強い原酒まで幅広く使ったうえで、カフェグレーンでモルトの凝縮感をなめらかに整えている。43度、700ml。香りはビスケットのような麦芽香にバニラやキャラメルの樽香、味わいはモルトのコクとカフェグレーンの柔らかな甘さが調和し、余韻はカカオやドライフルーツ、メープルシロップを思わせる甘さに、ほのかなビターとスパイスが続く。

この味を生む蒸留所
余市蒸溜所北海道余市町に立つ、ニッカウヰスキー発祥の蒸溜所である。1934年、「日本ウイスキーの父」竹鶴政孝が創業した。竹鶴は理想のウイスキー造りの地を求め、スコットランドに似た気候、豊かな水、澄んだ空気を持つこの地にたどり着いた。良質な大麦と、スモーキーな風味を生むピート(草炭)が豊富に採れることも決め手となった。最大の特徴は、今や世界でも稀となった「石炭直火蒸溜」。石炭をくべて直接スチルを熱するこの製法は、力強く重厚な酒質を生む。90年にわたり受け継がれてきた「竹鶴の火」だ。事務所棟など10棟が国の重要文化財に指定されている、日本ウイスキー史の聖地である。
蒸留所の詳細を見る →このボトルのブランド
THE NIKKATHE NIKKA
2014年、ニッカウヰスキー創業80周年と竹鶴政孝生誕120周年を記念して発売されたプレミアムブレンド。ピート香をまとう余市モルトと、シェリー樽で熟成した宮城峡モルトを核に据え、対照的な2つの蒸溜所の個性を高いレベルで融合させる。
余市・宮城峡の自社原酒を主体に構成されるが、具体的な配合比は非公開。
このブランドの他のボトルを見る →