白州の種類と選び方——ディスティラーズリザーブ・12年・18年・25年、味の違いと「最初の一本」
白州のラインナップを味と価格でまるごと整理。ディスティラーズリザーブ・12年・18年・25年の違いと、最初の一本の選び方、森香るハイボールまで。山崎とは対照的な「森の蒸溜所」の爽やかさを解説します。
山崎は知っているけれど、白州との違いはよくわからない——そんな人は多いはずです。同じサントリーのシングルモルトでも、白州は山崎とはまるで別の個性を持っています。この記事では、白州のラインナップ(ディスティラーズリザーブ・12年・18年・25年)が味・価格でどう違うのか、そして「最初の一本」に何を選べばいいのかを整理します。
白州とは——「森の蒸溜所」が生む爽やかなシングルモルト
白州蒸溜所は1973年、サントリーが山崎に次いで建てた二つめのモルト蒸溜所です。山梨県北杜市、南アルプス・甲斐駒ヶ岳の麓、標高約700メートルの森の中に広がることから「森の蒸溜所」と呼ばれます。仕込みには花崗岩層で濾過された軟水を使い、麦芽もライトリーピーテッドなものを中心に据えています。
その結果生まれる白州の個性は、新緑や若葉を思わせる清涼感、青りんごや柑橘、ミントのような爽やかさ、そして奥にほのかに漂う軽やかなスモーキーさ。シェリー樽由来の甘く重厚な山崎とは、方向性がはっきり異なります。
ラインナップを一枚の地図で見る
白州の定番シングルモルトは、下から順にこう並びます。度数はいずれも43%で共通です。
- ディスティラーズリザーブ(ノンエイジ)……入門にあたる一本
- 12年……白州の個性が最もきれいに結晶した中核
- 18年……長期熟成の深みが加わった上級
- 25年……頂点に立つ希少ボトル
年数が上がるほど樽由来のコクと複雑さが増し、価格も大きく上がっていきます。まずは下の一本から始めるのが王道です。
ディスティラーズリザーブ——最初の一本に
ノンエイジ(熟成年数を表記しない)ゆえに若い原酒も使われますが、白州らしい爽やかさとほのかなスモークはしっかり感じられます。価格も定番のなかでは手が届きやすく、「白州とはどんな味か」を知る最初の一本として最適です。まずはこれをハイボールで試すのがおすすめです。
12年——白州の完成形
1994年に生まれた白州12年は、多くのファンが「白州といえばこれ」と挙げるブランドの核です。清涼感とスモーキーさ、樽由来のまろやかな甘みの均衡が見事で、ロックでもハイボールでも崩れません。人気ゆえに原酒が不足して一時は休売となり、いまは数量限定での販売が続く入手困難な一本でもあります。

Hakushu 12 Years Old
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🇯🇵 日本 ・ 白州蒸溜所 ・ シングルモルト ・ NAS ・ 43%

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