メーカーズマークの小麦ウイスキー「スターヒルファーム」、日本で数量限定発売
メーカーズマーク蒸溜所の小麦主体のウイスキー「スターヒルファームウイスキー2026」が、12月8日に全国で数量限定発売される。700ml・58%・希望小売価格は税別1万円。
サントリーは、メーカーズマーク蒸溜所でつくるアメリカンウィートウイスキー「スターヒルファームウイスキー2026」を、12月8日(火)から全国で数量限定発売すると発表した。米国で先に展開され好評を得てきた銘柄で、日本では今回、数量限定で発売される。
スペック
- 容量・度数: 700ml/58%
- 希望小売価格: 10,000円(税別)
- 発売日: 2026年12月8日(火)、全国・数量限定
名前の「Star Hill Farm(星の丘の農場)」は、蒸溜所があるケンタッキー州の農場の名前から取られている。発表によると、再生農業(被覆作物や輪作などで土壌の健全性を高める農法)で育てた3種類の小麦を使い、熟成中は樽を動かさずに7〜8年寝かせた。
「バーボン」ではなく「ウィートウイスキー」
ここが一番のポイントだ。定番のメーカーズマーク(通称レッドトップ)は、トウモロコシを主体に、ライ麦の代わりに冬小麦を加えた「ウィーテッド・バーボン」として知られている。今回の新作は小麦そのものを主原料にした別カテゴリーの一本で、同じ蒸溜所の「小麦の甘さ」を、配合を変えてどこまで前に出せるかを示す試みといえる。
58%という度数は、国内の定番レンジのなかでは高い部類に入る。定番の「レッドトップ」から46、カスクストレングスまでの違いはメーカーズマークの種類と選び方で整理しているので、比較の目安にしてほしい。蒸溜所の背景はメーカーズマーク蒸留所のページにまとめている。
日本の読者にとって
税別1万円は、国内で買えるメーカーズマーク関連のボトルとしては高めの価格帯になる。本数は公表されておらず、扱いは「数量限定」の一点だけだ。米国で先行していた銘柄を国内の正規ルートで買える機会なので、小麦由来の味わいに興味がある人は、年末の発売日を押さえておきたい。ブランド全体はメーカーズマークのページから。
このニュースの関連
次に読む

なぜサントリーは約1.6兆円でジムビームを買ったのか——キリンとの統合破談から4年、「洋酒で世界へ」の賭け
2014年、サントリーは米ビーム社を負債込み約160億ドルで買収した。縮む国内市場、キリンとの統合破談、以前からの販売提携、伸びるウイスキー。発表資料と当時の報道から、日本の会社がバーボンの雄を買った理由をたどる。

ボイラーメーカーとは何か——ビールとウイスキーを「並べて飲む」一杯は、なぜ世界中の酒場にあるのか
ウイスキーのショットとビールを組み合わせる「ボイラーメーカー」。名前が定着したのは1930〜40年代のアメリカ。同じように混ぜずに並べる飲み方は、スコットランドの「ハーフ・アンド・ア・ハーフ」やフィラデルフィアの「シティワイド」など各地にある。歴史と合わせ方を整理する。



