Brown-Forman
アメリカ ・ 1870年創業
1870年、ジョージ・ガーヴィン・ブラウンが米国ケンタッキー州ルイヴィルで創業した、家族経営の酒類企業である。瓶詰めウイスキーの先駆けとして知られ、現在も創業家が経営に深く関わる、米国大手スピリッツ企業の一つだ。
ブラウン=フォーマンは、1870年、若き医薬品セールスマンだったジョージ・ガーヴィン・ブラウンが、異母兄弟J.T.S.ブラウン・ジュニアとともに「J.T.S.ブラウン&ブラザーズ社」を興したことに始まる。1846年生まれのブラウンは、当初は地域の医師・薬局向けにバーボンを供給していた。彼の革新は、樽ではなく密封したガラス瓶でバーボンを蒸留所から直接出荷したことで、品質を均一に保証する仕組みを業界に先駆けて導入した。
会社は1884年に「ブラウン=チェンバース」、1881年に「ブラウン=トンプソン」と名を変え、1890年、ブラウンの経営パートナーであった簿記係ジョージ・フォーマンの名を加え「ブラウン=フォーマン」の現社名となった。フォーマンは1901年に没したが、その名は社名に残された。1917年、創業者ブラウンが70歳で没すると、息子オズリーが社長を継いだ。
ブラウン=フォーマンは、米国のスピリッツ・ワイン業界でも数少ない、創業家が経営に深く関わる公開会社として、今日まで事業を続けている。