WHY THIS TASTE
バーボン樽とシェリー樽で約14年熟成させた原酒をヴァッティングし、さらにシェリー樽で約1年マリッジさせてから43度で瓶詰めした15年。もとはフランス市場向けのリリースとされ、現在は多くの販売店で在庫切れになっている。12年・16年のダブルカスクマチュレーションがバーボン樽とシェリー樽の原酒を合わせた段階で仕上がるのに対し、最後にシェリー樽で寝かせる工程を加えた点がこのボトルの差分で、シェリー由来の甘みとドライフルーツ感が一段濃くなる。

この味を生む蒸留所
アベラワー蒸留所スコットランド・スペイサイド、スペイ川とラワー・バーンが合流するアベラワーに立つ、ベン・リネスの麓の蒸留所である。1879年、地元の実業家ジェームズ・フレミングが、ファイフ伯から土地の借地権を得て建設し、1880年12月から生産を始めた。仕込み水は敷地に湧く「セント・ドロスタンの泉」で、初期コルンバ派の修道士にちなむ。最大の特徴は、大半の原酒をファーストフィルのアメリカンオーク樽と元オロロソシェリー樽で別々に12年以上熟成させ、瓶詰め前に巧みに掛け合わせる「ダブルカスク」製法だ。この二種の樽の結婚が、豊かなシェリーの甘みとバニラの調和した、まろやかで芳醇な酒質を生む造り手だ。
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アベラワーAberlour
スペイサイドを代表するシングルモルト蒸溜所の一つ、アベラワー。1879年に地元の銀行家ジェームズ・フレミングの出資で創業し、現在はシーバス・ブラザーズ(ペルノ・リカール)傘下にある。オロロソ・シェリー樽で最低12年熟成させる「ダブルカスク・マチュレーション」製法が特徴で、フルーティかつ芳醇な味わいを持つ。フランスをはじめ世界的に人気が高く、売上上位のシングルモルトの一つに数えられる。
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