WHY THIS TASTE
ライ麦を27%まで高めたビームの高ライ麦マッシュビル(コーン63%・ライ麦27%・大麦麦芽10%)を、80プルーフ(40度)という低めの度数で瓶詰めする。同じレシピのオールドグランダッドと原酒を共有しつつ、度数を抑えることでライ麦のスパイスが刺激ではなくハーブや胡椒の香りとして立つ設計。軽い口当たりでアルコールの重さが少なく、バーボン入門にも食中酒にも向く。年数表記は無い。

この味を生む蒸留所
ジムビーム蒸留所ケンタッキー州クラーモント、世界で最も売れるバーボンを生み出す「バーボンの第一家族」ビーム家の本拠である。18世紀末にドイツから移住したベーム家のヤコブ・ビームが1795年頃に最初の樽を売り、以来7代にわたり一族が造りを受け継いできた。1933年の禁酒法撤廃後、ジム・ビームは70歳で独自の酵母を再現し、わずか120日で蒸留所を再建した逸話で知られる。孫のブッカー・ノエは40年以上マスターディスティラーを務め、1987年に世界初のスモールバッチ「ブッカーズ」を世に問うた。コーン主体のマッシュビルと、禁酒法以前から守られる一族の酵母が、甘くまろやかで飲みやすい定番の味を支える。今日ではビーム サントリーのもと、世界中で愛される揺るぎない看板であり続けている。
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ベイジル・ヘイデンBasil Hayden's
1992年発売、ジム・ビームのスモールバッチ・コレクションの一銘柄。名は「ハイライ・バーボンの父」と呼ばれる18世紀の蒸溜家バジル・ヘイデン・シニアに由来し、彼が確立したライ麦比率の高いマッシュビルを踏襲する。度数80プルーフとコレクション中最も軽やかな酒質が特徴。ブッカー・ノーが手がけたコレクションの一つで、現在はサントリーグローバルスピリッツ傘下で製造されている。
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