本文へ移動
Malt Note
コラム蒸留所ブランドボトル製法
Malt Note

ウイスキーの「なぜ」を読むメディア。製法・蒸留所・ブランド・ボトル・コラムの5層で味の理由を解き明かします。

読む

  • コラム
  • ニュース

探す

  • ボトル
  • ブランド
  • 分類
  • 製法

巡る

  • 蒸留所
  • 地域
  • メーカー
  • ボトラーズ

20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。飲酒は適量を、おいしく楽しく。

© 2026 Malt Note — ウイスキーの「なぜ」を読むメディア

運営者情報プライバシーポリシーお気に入り本サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
  • コラム
  • 蒸留所
  • ブランド
  • ボトル
  • 製法
連続式蒸留
METHOD

連続式蒸留

Continuous Distillation

影響するフレーバー軸:モルティバニラ・カラメル

連続的にもろみを投入しながら蒸留を続けるコラムスチル(連続式蒸留機)で、高純度で軽やかなグレーンスピリッツを効率よく生産する製法。

なぜこの工程がこの香りを生むのか

連続式蒸留は、複数の棚(プレート)を持つ塔状の蒸留機(コラムスチル、パテントスチル)を用い、もろみを連続的に投入しながら蒸気と液体を棚ごとに反応させて分離度を高める製法で、バッチ式の単式蒸留に比べて一度に大量のスピリッツを効率よく生産でき、純度も高くなりやすい。この方式はグレーンウイスキーやバーボンのベーススピリッツ生産の主流で、軽やかでクリーンな酒質を大量生産する際に適している。1830年代にイーニアス・コフィーが実用化した「コフィースチル」がこの方式の起源とされ、現在もスコットランドのグレーンウイスキー蒸留所の多くがコフィースチル式の連続式蒸留機を使用している。

BOTTLES

この製法を採用しているボトル207件

すべて見る →
Bottle
ウィドウ・ジェーン 10年

Widow Jane 10 Year

🇺🇸 アメリカ ・ ウィドウ・ジェーン蒸留所 ・ バーボン ・ 10年 ・ 45.5%

Bottle
バートン1792 スモールバッチ

1792 Small Batch

🇺🇸 アメリカ ・ バートン1792蒸留所 ・ バーボン ・ NAS ・ 46.7%

Bottle
アンクル・ニアレスト 1856

Uncle Nearest 1856

🇺🇸 アメリカ ・ ニアレスト・グリーン蒸留所 ・ バーボン ・ NAS ・ 50%

ポットスチルリザーブ
ウィレット ポットスチルリザーブ

Willett Pot Still Reserve

🇺🇸 アメリカ ・ ウィレット蒸留所 ・ バーボン ・ NAS ・ 47%

イエローラベル
アーリータイムズ イエローラベル

Early Times Yellow Label

バーボン ・ NAS ・ 40%

ブラウンラベル
アーリータイムズ ブラウンラベル

Early Times Brown Label

バーボン ・ NAS ・ 40%

Bottle
エズラ・ブルックス 12年 シングルバレル(通称エズラB)

Ezra Brooks 12 Year Single Barrel "Ezra B"

バーボン ・ 12年 ・ 49.5%

シングルカスク
99
エズラ・ブルックス 99

Ezra Brooks 99

バーボン ・ NAS ・ 49.5%

Bottle
エズラ・ブルックス グリーンラベル(旧ボトル)

Ezra Brooks Green Label

バーボン ・ NAS

ブラック(45度)
エズラ・ブルックス ブラック(45度)

Ezra Brooks Black Label 90 Proof

バーボン ・ NAS ・ 45%

ライ
エズラ・ブルックス ライ

Ezra Brooks Straight Rye

ライ ・ NAS ・ 45%

Bottle
エンジェルズエンヴィ ポートフィニッシュ

Angel's Envy Port Wine Barrel Finish

バーボン ・ NAS ・ 43.3%

COLUMNS

関連するコラム

なぜウイスキーはオン・ザ・ロックにすると味わいが変わるのか
How to drink

なぜウイスキーはオン・ザ・ロックにすると味わいが変わるのか

同じ一杯でも、氷を落とした途端に角が取れてまろやかになる。ロックにすると香りが控えめになるのはなぜか、そして溶けた氷が時間とともに味を開かせていくのはなぜか。温度と加水という二つの作用から、家でも再現できる仕組みを読み解く。

読了 3分 · 飲み方
なぜ「迎え酒」をすると二日酔いが楽になる(気がする)のか
How to drink

なぜ「迎え酒」をすると二日酔いが楽になる(気がする)のか

飲みすぎた翌朝の一杯で、なぜか少し楽になる「迎え酒」。だがそれは本当に効いているのか。アルコールが痛みを覆い隠すマスキング作用、有害な代謝物の生成を先送りするメタノール競合説、そして「治療ではなく先送り」でしかない仕組みと依存の落とし穴までを、事実に沿って読み解く。

読了 3分 · 飲み方
なぜウイスキーは「糖質ゼロ」なのか——蒸留が置き去りにするもの
Production

なぜウイスキーは「糖質ゼロ」なのか——蒸留が置き去りにするもの

糖質制限中でもウイスキーなら安心、とよく言われる。穀物やモルトという甘い原料から造られるのに、なぜ一滴の糖も残らないのか。その答えは「蒸留」という工程そのものに隠れている。糖質ゼロの仕組みと、カロリーやプリン体をめぐる誤解までをまとめて読み解く。

読了 4分 · 製法解説
なぜ世界には「5大ウイスキー」があるのか——スコッチ・アイリッシュ・アメリカン・カナディアン・ジャパニーズ
Region comparison

なぜ世界には「5大ウイスキー」があるのか——スコッチ・アイリッシュ・アメリカン・カナディアン・ジャパニーズ

ウイスキーの入門書に必ず登場する「世界5大ウイスキー」。だがこの括りは公式の定義ではなく、日本で広まった慣習だという。なぜこの5つが特別なのか、それぞれの個性はどう生まれたのか、そして台湾やインドなど「5大」の外側で起きている変化までを読み解く。

読了 3分 · 地域比較
なぜハイボールは日本の「とりあえずの一杯」になったのか
History

なぜハイボールは日本の「とりあえずの一杯」になったのか

居酒屋で「とりあえずハイボール」。かつて瀕死だったウイスキーを国民的な一杯へと押し上げたのは何だったのか。戦後の酒場文化と、2008年に仕掛けられた一大プロジェクトから、その理由を読み解く。

読了 3分 · 歴史
なぜグレーンウイスキーはこれほど軽やかでクリーンなのか——連続式蒸留の秘密
Production

なぜグレーンウイスキーはこれほど軽やかでクリーンなのか——連続式蒸留の秘密

知多やカフェグレーンを口にしたときの、あの澄んだ甘さと軽やかさ。同じ穀物の酒なのに、なぜグレーンウイスキーはモルトより格段にクリーンなのか。その鍵は「連続式蒸留」という装置の構造そのものにある。

読了 3分 · 製法解説
なぜウイスキーは大麦だけでなく、トウモロコシやライ麦からも造られるのか
Production

なぜウイスキーは大麦だけでなく、トウモロコシやライ麦からも造られるのか

「ウイスキーは大麦の酒」というイメージは根強いが、棚にはトウモロコシやライ麦、小麦から造られたボトルが並ぶ。甘さのトウモロコシ、辛みのライ麦、まろやかさの小麦、香ばしさと糖化を担う大麦麦芽——穀物が味の設計図を決める仕組みを読み解く。

読了 3分 · 製法解説
5,000円以下で選ぶ、コスパ最強のウイスキー7本——普段飲みが見違える価格帯の名品
How to drink

5,000円以下で選ぶ、コスパ最強のウイスキー7本——普段飲みが見違える価格帯の名品

高いほど美味しいとは限らない。実勢5,000円以下には、世界中で飲み継がれてきた実力派がひしめく。コスパを見極める3つの物差しを示し、日本のブレンデッドからバーボン、シングルモルトまでタイプ別に7本を紹介する。

読了 4分 · 飲み方
ウイスキーと焼酎は何が違うのか——原料・製法・度数・カロリー・飲み方で読み解く
Production

ウイスキーと焼酎は何が違うのか——原料・製法・度数・カロリー・飲み方で読み解く

同じ蒸留酒で糖質もゼロ。ウイスキーと焼酎は、麦焼酎とモルトが兄弟のように近い酒だ。分かれ道は糖化を「麹」でやるか「麦芽」でやるか、そして樽で熟成させるか。原料・製法・度数・カロリー・飲み方の5点で、違いと選び方を読み解く。

読了 4分 · 製法解説
なぜウイスキーはハイボールにすると香りが立って飲みやすくなるのか
How to drink

なぜウイスキーはハイボールにすると香りが立って飲みやすくなるのか

ストレートでは強すぎるウイスキーが、炭酸で割った途端に香り高く軽やかになる。ハイボールのあの心地よさは、気泡が香りを運び、加水が角を取り、炭酸の刺激が口の中を目覚めさせる——三つの作用の合わせ技だ。「割ると薄まって損」という思い込みを、科学の視点からほどいていく。

読了 3分 · 飲み方
なぜ「ジャパニーズウイスキー」には長らく定義がなかったのか
History

なぜ「ジャパニーズウイスキー」には長らく定義がなかったのか

世界中で引っ張りだこのジャパニーズウイスキー。ところが「ジャパニーズ」を名乗るための明確なルールが定められたのは、じつは2021年のこと。それまで外国産の原酒を詰めただけの一本すら「日本のウイスキー」として売られていた。ゆるい酒税法、2021年の新基準、そして愛好家が知っておきたい見分け方までを読み解く。

読了 3分 · 歴史
なぜシングルモルトはブレンデッドより「格上」とされるのか
History

なぜシングルモルトはブレンデッドより「格上」とされるのか

バーで「シングルモルトを一杯」と言うと、どこか通っぽく響く。だが歴史をたどると、市場を100年支配したのはむしろブレンデッドのほうだった。シングルモルトの「格上」イメージはいつ、どうやって生まれたのか。定義・歴史・マーケティングの三つの視点から解き明かす。

読了 3分 · 歴史
なぜウイスキーの水割り・ハイボールには「黄金比」があるのか——濃さが味を決めるという話
How to drink

なぜウイスキーの水割り・ハイボールには「黄金比」があるのか——濃さが味を決めるという話

居酒屋でも家でも定番のハイボールと水割り。「ウイスキー1:炭酸4」「1:水2〜2.5」といった黄金比がよく語られるが、なぜ特定の割合が「おいしい」とされるのか。アルコール濃度と香りの関係、炭酸を守る注ぎ方まで、数字の裏側を読み解く。

読了 3分 · 飲み方
なぜ「色の濃い酒ほど悪酔いする」と言われるのか——コンジナーの正体
How to drink

なぜ「色の濃い酒ほど悪酔いする」と言われるのか——コンジナーの正体

ウイスキーやブランデーは翌朝がつらく、透明なウォッカやジンは比較的軽い——酒場でよく交わされるこの経験則には、じつは科学的な裏づけがある。鍵を握るのは「コンジナー」と呼ばれる副生成物。その正体と、二日酔いをめぐる誤解までを読み解く。

読了 3分 · 飲み方
なぜビールとウイスキーは、同じ原料からまったく別の酒になるのか
Production

なぜビールとウイスキーは、同じ原料からまったく別の酒になるのか

グラスのビールと琥珀色のウイスキー。見た目も飲み口もまるで別物なのに、じつは大麦・水・酵母というほぼ同じ原料から生まれる兄弟だ。蒸留する前のウイスキーは「ホップを入れないビール」——両者を分かつホップ・蒸留・熟成という三つの分岐点を読み解く。

読了 3分 · 製法解説
なぜブレンデッドウイスキーは何十もの原酒を混ぜ合わせるのか
Production

なぜブレンデッドウイスキーは何十もの原酒を混ぜ合わせるのか

バーの棚に並ぶウイスキーの多くは、じつは複数の蒸留所の原酒をブレンドして造られている。なぜわざわざ多くの原酒を混ぜるのか。「調和」と「一貫した味」という二つの理由を軸に、マスターブレンダーの職人技とブレンドの歴史から読み解く。

読了 3分 · 製法解説
ハイボールに合うウイスキーの選び方——「3つの軸」とタイプ別おすすめ
How to drink

ハイボールに合うウイスキーの選び方——「3つの軸」とタイプ別おすすめ

ハイボール人気は定番でも、いざ自分の一本を選ぶと迷う。炭酸で割っても負けない香りとクセの方向を見極める「3つの軸」を押さえ、角瓶などの定番からグレーン・バーボン・モルト・スモーキーまで、タイプ別におすすめ銘柄を紹介する。

読了 4分 · 飲み方
ジャパニーズウイスキーのおすすめ12選——普段飲みから憧れの一本まで、いま手に入るボトルを予算で選ぶ
How to drink

ジャパニーズウイスキーのおすすめ12選——普段飲みから憧れの一本まで、いま手に入るボトルを予算で選ぶ

「山崎」や「白州」が定価で買えない一方、日々のハイボールを支える千円台の名品から特別な日の一本まで、いま手に入るジャパニーズウイスキーは豊富だ。予算・飲み方・タイプの3軸で選び方を整理し、価格帯別におすすめ12本を紹介する。

読了 5分 · 飲み方
シングルモルトとブレンデッドは何が違うのか——ラベルの言葉・味わい・選び方で読み解く
Production

シングルモルトとブレンデッドは何が違うのか——ラベルの言葉・味わい・選び方で読み解く

「シングルモルトのほうが高級」は本当か。一つの蒸留所の個性を映すシングルモルトと、グレーンウイスキーで全体を整えるブレンデッド。ラベルの言葉の意味から味わいの違い、5つの正式分類、そして目的別の選び方までを整理する。

読了 3分 · 製法解説
蒸留酒(スピリッツ)の種類と違い——ウイスキー・ブランデー・ジン・ウォッカ・ラム・テキーラを原料と製法で読み解く
Production

蒸留酒(スピリッツ)の種類と違い——ウイスキー・ブランデー・ジン・ウォッカ・ラム・テキーラを原料と製法で読み解く

ウイスキーは数ある「蒸留酒」の一員。ブランデー・ジン・ウォッカ・ラム・テキーラとの違いを、原料・蒸留・木樽熟成という3つの軸で整理すると、ウイスキーならではの個性が逆に見えてきます。

読了 4分 · 製法解説
ウイスキーのラベルの読み方——書かれた言葉から「味」と「素性」を読み解く
How to drink

ウイスキーのラベルの読み方——書かれた言葉から「味」と「素性」を読み解く

ウイスキーのラベルには度数・熟成年数・樽・産地など、味の見当をつける手がかりが詰まっている。「シングルモルト」「カスクストレングス」「ノンチルフィルタード」……よく見る言葉の意味を一枚のラベルから読み解く、選ぶ前に知っておきたい入門ガイド。

読了 5分 · 飲み方
ウイスキーは太る?——カロリー・糖質の真実と、太りにくい飲み方
How to drink

ウイスキーは太る?——カロリー・糖質の真実と、太りにくい飲み方

「ウイスキーは糖質ゼロだから太らない」は本当か。カロリー・糖質を数字で確認し、エンプティカロリーの誤解と「酒で太る」仕組みを解説。無糖で割る・量を決めるなど、太りにくい飲み方のコツまで。

読了 5分 · 飲み方
ジョニーウォーカーの色は何が違う?——定番6本のラベルの選び方を一気読み
How to drink

ジョニーウォーカーの色は何が違う?——定番6本のラベルの選び方を一気読み

世界一売れるスコッチ、ジョニーウォーカー。レッド、ブラック、ダブルブラック、グリーン、ゴールド、ブルー——色で分かれる定番6本は何が違うのか。歴史と各色の個性を整理し、予算とシーンで選ぶ物差しまで一気に読み解く。

読了 4分 · 飲み方
サントリーとニッカは何が違うのか——日本のウイスキーを二分する二社の成り立ちと代表銘柄
History

サントリーとニッカは何が違うのか——日本のウイスキーを二分する二社の成り立ちと代表銘柄

山崎も響もサントリー、竹鶴も余市もニッカ。同じ蒸溜所から袂を分かった二人の創業者の物語、「どっちが古い?」の答え、グレーンに表れる思想の差、そして角瓶とブラックニッカの選び分けまで、二社の違いをまるごと読み解く。

読了 8分 · 歴史
ブレンデッドスコッチのおすすめ10選——毎日の一杯から特別な日まで、銘柄と選び方
How to drink

ブレンデッドスコッチのおすすめ10選——毎日の一杯から特別な日まで、銘柄と選び方

世界のスコッチ消費の主役はブレンデッド。ジョニーウォーカーやシーバスなど定番10本を、普段飲み・ハイボールからステップアップ、特別な一本まで価格帯と味わいで整理し、最初の一本の選び方を案内します。

読了 3分 · 飲み方
角瓶とトリスは何が違うのか——サントリー二大定番ハイボール、味・度数・価格と選び方
How to drink

角瓶とトリスは何が違うのか——サントリー二大定番ハイボール、味・度数・価格と選び方

スーパーの棚でいつも隣り合う角瓶とトリス。同じサントリーの二本でも、生い立ちも度数も、ラベルに書ける肩書きまで違う。2025年11月の「トリスウイスキー」への改名も踏まえ、歴史・度数・価格・味わい、そして角ハイボール缶とトリスハイボール缶の違いまで整理する。

読了 14分 · 飲み方
カナディアンウイスキーのおすすめ7選——「軽い・なめらか」の理由と、世界一に輝いた実力
How to drink

カナディアンウイスキーのおすすめ7選——「軽い・なめらか」の理由と、世界一に輝いた実力

5大ウイスキーで一番語られないのがカナディアン。軽やかでハイボール向き…だけではない。二つの原酒を混ぜる独特の造りと、世界一に選ばれたライの実力まで、定番7本を選び方とあわせて紹介します。

読了 4分 · 飲み方
余市と宮城峡は何が違うのか——ニッカ二大シングルモルト、味の個性と選び方
Region comparison

余市と宮城峡は何が違うのか——ニッカ二大シングルモルト、味の個性と選び方

同じニッカなのに、余市は重厚でスモーキー、宮城峡は軽やかで華やか。なぜ正反対の個性が生まれるのか。石炭直火とスチーム、海と峡谷、二つの蒸溜所の違いを、竹鶴政孝の狙いから読み解き、最初の一本の選び方まで案内します。

読了 3分 · 地域比較
ウイスキーの水割りの美味しい作り方——黄金比「1:2〜2.5」と、失敗しない5つの手順・おすすめ銘柄
How to drink

ウイスキーの水割りの美味しい作り方——黄金比「1:2〜2.5」と、失敗しない5つの手順・おすすめ銘柄

水割りは「ただ水で割るだけ」ではもったいない。黄金比1:2〜2.5と、氷でウイスキーを先に冷やす5つの手順、軟水・大きな氷・混ぜすぎないコツ、そして水割りに向くおすすめ銘柄まで、失敗しない作り方を整理します。

読了 3分 · 飲み方
ジョニーウォーカー vs バランタイン——世界2大ブレンデッドスコッチ、味・生い立ち・選び方はどう違う?
Region comparison

ジョニーウォーカー vs バランタイン——世界2大ブレンデッドスコッチ、味・生い立ち・選び方はどう違う?

世界販売1位のジョニーウォーカーと2位のバランタイン。食料品店から始まった生い立ち、カリラ由来のスモークとスペイサイドの華やかさという味の違い、色で選ぶか年数で選ぶかのラインナップまで、二大ブレンデッドスコッチを比較します。

読了 4分 · 地域比較
ブラックニッカの種類と選び方——クリア・リッチブレンド・ディープブレンド・スペシャル、味の違いと最初の一本
How to drink

ブラックニッカの種類と選び方——クリア・リッチブレンド・ディープブレンド・スペシャル、味の違いと最初の一本

日本でいちばん身近なウイスキー、ブラックニッカ。クリア・リッチブレンド・ディープブレンド・スペシャルの違いを度数と香味から整理し、ハイボールから水割りまで目的別の選び方をまとめました。

読了 3分 · 飲み方
響(サントリー)の種類と選び方——ジャパニーズハーモニー・ブレンダーズチョイス・21年、味の違いと最初の一本
How to drink

響(サントリー)の種類と選び方——ジャパニーズハーモニー・ブレンダーズチョイス・21年、味の違いと最初の一本

サントリーを代表するブレンデッド「響」。ジャパニーズハーモニー・ブレンダーズチョイス・21年・30年の違いから、休売した17年の背景、おすすめの飲み方まで、最初の一本の選び方を整理します。

読了 4分 · 飲み方
ウイスキーの歴史——「命の水」と呼ばれた薬が、世界の酒になるまで
History

ウイスキーの歴史——「命の水」と呼ばれた薬が、世界の酒になるまで

薬として生まれた蒸留酒は、なぜ世界を代表する酒になったのか。修道院の「命の水」、密造と1823年の酒税法、連続式蒸留とブレンドの発明、「ウイスキーとは何か」を定義した1909年の報告、そして日本への伝来——5つの転換点でたどる。

読了 5分 · 歴史
ライウイスキーとは——バーボンとの違い、スパイシーさの正体と、おすすめ8選
How to drink

ライウイスキーとは——バーボンとの違い、スパイシーさの正体と、おすすめ8選

アメリカのライウイスキーは「ライ麦51%以上」が条件。バーボンとの違い、スパイシーさの正体、ケンタッキースタイル/ハイライ/カナダの100%ライという3タイプでの選び方と、おすすめ8本を紹介します。

読了 7分 · 飲み方
ブレンデッドモルトとは——「シングルモルト」でも「ブレンデッド」でもない第三の区分と、最初の一本に選ぶ6本
Production

ブレンデッドモルトとは——「シングルモルト」でも「ブレンデッド」でもない第三の区分と、最初の一本に選ぶ6本

シングルモルトでもブレンデッドでもない「ブレンデッドモルト」。複数の蒸留所のモルトだけを束ねるこの区分の意味と、「ピュアモルト」がスコッチのラベルから消えた理由、そしてタイプ別のおすすめ6本を解説する。

読了 6分 · 製法解説
なぜアイリッシュウイスキーは、世界一の座から蒸留所2つにまで転落したのか——そして今、世界一の伸び率で甦った理由
History

なぜアイリッシュウイスキーは、世界一の座から蒸留所2つにまで転落したのか——そして今、世界一の伸び率で甦った理由

19世紀に世界一だったアイリッシュウイスキーは、なぜ蒸留所2つにまで転落し、いかにして世界一の成長株に甦ったのか。コフィ・スチル、禁酒法、ジェムソンの復活まで、その劇的な盛衰史をたどる。

読了 4分 · 歴史
なぜウイスキーの蒸留は「2回」が基本なのか——3回・2.5回もある「蒸留回数」という選択
Production

なぜウイスキーの蒸留は「2回」が基本なのか——3回・2.5回もある「蒸留回数」という選択

ラベルに刷られる「3回蒸留」と、多くのスコッチが選ぶ「2回蒸留」。蒸留を1回増やすと酒は何が変わるのか。2回が基本の理由から、スプリングバンクの2.5回・モートラックの2.81回という中間の妙まで、蒸留回数に込められた設計思想を読み解く。

読了 4分 · 製法解説
角瓶とブラックニッカは何が違うのか——スーパーで並ぶ二大「家飲みハイボール」、味・度数・中身と選び方
How to drink

角瓶とブラックニッカは何が違うのか——スーパーで並ぶ二大「家飲みハイボール」、味・度数・中身と選び方

スーパーやコンビニでいつも隣り合う「角瓶」と「ブラックニッカ クリア」。1,000円台の家飲みハイボール二大定番を、味の方向性・度数・中身・生い立ち・値段で徹底比較し、あなたの一杯に向くのはどちらかを整理します。

読了 5分 · 飲み方
フォアローゼズの種類と選び方——イエロー・ブラック・プラチナ・シングルバレルまで、味の違いと最初の一本
How to drink

フォアローゼズの種類と選び方——イエロー・ブラック・プラチナ・シングルバレルまで、味の違いと最初の一本

スーパーでも見かけるフォアローゼズ。イエロー・ブラック・シングルバレル・スモールバッチ……種類が多くて迷いがち。キリンが育てた日本でおなじみのバーボンを、10のレシピと選び方まで整理します。

読了 3分 · 飲み方
なぜバーボンには「サワーマッシュ」という手法があるのか——「酸っぱい酒」という誤解と、二世紀受け継がれる発酵の知恵
Production

なぜバーボンには「サワーマッシュ」という手法があるのか——「酸っぱい酒」という誤解と、二世紀受け継がれる発酵の知恵

ジャックダニエルのラベルに書かれた「Sour Mash」。サワー=酸っぱい、ではない。前回の蒸留後に残る酸性の液を継ぎ足して発酵を安定させ、味をそろえる——二世紀にわたるアメリカンウイスキーの知恵を読み解く。

読了 5分 · 製法解説
なぜウイスキーの味は「酵母」でも変わるのか——蒸留で消えると思われがちな、発酵の立役者
Production

なぜウイスキーの味は「酵母」でも変わるのか——蒸留で消えると思われがちな、発酵の立役者

麦や樽ほど語られないが、発酵で働く「酵母」もウイスキーの香味を左右する。蒸留すれば消えると思われがちな酵母の役割を、スコッチの標準株、フォアローゼズの10レシピ、日本の自社酵母、そして最新研究から読み解く。

読了 4分 · 製法解説
なぜワイルドターキーは「101プルーフ」を貫くのか——七面鳥狩りに持ち込まれた一本と、樽を70年見つめ続けた男
History

なぜワイルドターキーは「101プルーフ」を貫くのか——七面鳥狩りに持ち込まれた一本と、樽を70年見つめ続けた男

度数40%が標準の世界で、ワイルドターキーは50.5%——101プルーフを80年以上守り続ける。七面鳥狩りに持ち込まれた一本から生まれた名前と、「薄めない」造りの哲学、ラッセル親子三代の物語をたどる。

読了 5分 · 歴史
なぜキリンのウイスキーは「知る人ぞ知る」存在なのか——世界一のグレーンを造る富士山麓の巨人
History

なぜキリンのウイスキーは「知る人ぞ知る」存在なのか——世界一のグレーンを造る富士山麓の巨人

「陸」も「富士山麓」も、造っているのはキリン。世界最高のグレーンを4度も獲りながら、なぜ二強の陰に隠れてきたのか——富士御殿場蒸溜所、日本第三の巨人の話。

読了 4分 · 歴史
シングルグレーンウイスキーとは——知多・カフェグレーン・富士、"脇役"が主役になった軽やかな一杯の選び方
How to drink

シングルグレーンウイスキーとは——知多・カフェグレーン・富士、"脇役"が主役になった軽やかな一杯の選び方

「知多」のラベルにある「シングルグレーン」とは何か。シングルモルトとの違い、ブレンデッドの脇役だったグレーンが単体で評価されるようになった背景、知多・カフェグレーン・富士など定番ボトルの選び方までを整理する。

読了 6分 · 飲み方
なぜジョニーウォーカーは「世界一売れるスコッチ」になったのか——キルマーノックの食料品店と、歩き続ける紳士
History

なぜジョニーウォーカーは「世界一売れるスコッチ」になったのか——キルマーノックの食料品店と、歩き続ける紳士

年間2,160万ケースと2位の2倍以上を売る、世界一のスコッチ・ジョニーウォーカー。出発点はキルマーノックの小さな食料雑貨店だった。四角い瓶、24度のラベル、歩き続ける紳士——世界一への200年をたどる。

読了 4分 · 歴史
なぜニッカ「フロム・ザ・バレル」は世界を虜にしたのか——四角い小瓶に詰めた、樽出しに近い一杯
History

なぜニッカ「フロム・ザ・バレル」は世界を虜にしたのか——四角い小瓶に詰めた、樽出しに近い一杯

スーパーにも並ぶ四角い小瓶が、なぜ世界の愛好家を虜にするのか。加水を抑えたおよそ51度、マリッジ製法、佐藤卓のボトル、そして驚きのコスパ——ニッカ フロム・ザ・バレルが愛される理由を読み解く。

読了 4分 · 歴史
ウイスキーと日本酒は何が違うのか——醸造酒と蒸留酒、造り・度数・味わいで読み解く
Production

ウイスキーと日本酒は何が違うのか——醸造酒と蒸留酒、造り・度数・味わいで読み解く

琥珀色で40%超のウイスキーと、透明で15%前後の日本酒。醸造酒と蒸留酒という根本の違いから、造り方・度数・カロリー・味わい・飲み方まで、両者の違いをやさしく整理します。

読了 4分 · 製法解説
ウイスキーのお茶割りの美味しい作り方——緑茶・ウーロン茶・ほうじ茶で変わる「和の一杯」と黄金比
How to drink

ウイスキーのお茶割りの美味しい作り方——緑茶・ウーロン茶・ほうじ茶で変わる「和の一杯」と黄金比

ハイボールや水割りだけじゃない。ウイスキーのお茶割りは和食に寄り添う名脇役。黄金比1:3の作り方と、緑茶・ウーロン茶・ほうじ茶の違い、そして向く銘柄の選び方まで。

読了 3分 · 飲み方
なぜシーバスリーガルは「世界初の高級ウイスキー」を名乗れるのか——アバディーンの食料品店と、王室が認めた一族
History

なぜシーバスリーガルは「世界初の高級ウイスキー」を名乗れるのか——アバディーンの食料品店と、王室が認めた一族

世界でも指折りに売れながら「格上」の顔を保つシーバスリーガル。アバディーンの食料品店から王室御用達へ、そして1909年にニューヨークを魅了した25年ものへ。「世界初の高級ブレンド」を名乗る理由をたどる。

読了 5分 · 歴史
デュワーズ vs 角瓶——家ハイボールの定番はどっち?スコッチと日本、味・造り・使い分け
Region comparison

デュワーズ vs 角瓶——家ハイボールの定番はどっち?スコッチと日本、味・造り・使い分け

スーパーで並ぶ二大「家ハイボール」用ウイスキー、デュワーズ ホワイトラベルとサントリー角瓶。1899年のスコッチと1937年の日本の定番を、味・造り・値段・向く割り方まで比べ、あなたのハイボールに向く一本を案内する。

読了 9分 · 地域比較
なぜトリスは戦後から今も「日本人の最初のウイスキー」であり続けるのか——「うまい、やすい」と、アンクルトリスの時代
History

なぜトリスは戦後から今も「日本人の最初のウイスキー」であり続けるのか——「うまい、やすい」と、アンクルトリスの時代

1946年、焼け跡の日本に「うまい、やすい」の合言葉で生まれたトリス。トリスバー、アンクルトリス、名コピーライターたち——背伸びしない一杯が、なぜ約80年も日本のウイスキーの入口であり続けるのかを読み解く。

読了 4分 · 歴史
なぜティーチャーズは、この安さで「煙たい」のか——ハイランドの一族と、アードモアという心臓
History

なぜティーチャーズは、この安さで「煙たい」のか——ハイランドの一族と、アードモアという心臓

1,000円台のブレンデッドなのに、なぜティーチャーズだけが煙たいのか。ブレンドのために蒸溜所まで建てた一族の執念と、アードモアという「心臓」から、その味の理由を読み解きます。

読了 3分 · 歴史
なぜ「グラウス(雷鳥)」は「フェイマス(有名)」になったのか——スコットランドが100年飲み続ける、気取らない一杯
History

なぜ「グラウス(雷鳥)」は「フェイマス(有名)」になったのか——スコットランドが100年飲み続ける、気取らない一杯

赤い雷鳥のラベルでおなじみのフェイマスグラウス。なぜ「グラウス」は「フェイマス」を名乗り、1980年以来スコッチ売上No.1を守り続けるのか。パースの家族の物語から、2025年の意外な身売りまで。

読了 4分 · 歴史
なぜカナディアンクラブは、けなすための「カナダ産」表示で愛されたのか——デトロイト川を渡った密輸の王と、女王が認めた一杯
History

なぜカナディアンクラブは、けなすための「カナダ産」表示で愛されたのか——デトロイト川を渡った密輸の王と、女王が認めた一杯

カナダ産と書かせて評判を落とそうとした思惑は、逆にこの一杯を「輸入物の高級酒」に変えた。禁酒法の密輸、女王の御用達、日本の水割り——カナディアンクラブが愛される理由をたどる。

読了 4分 · 歴史
なぜバランタインは「完璧なブレンド」と称えられるのか——食料品店から始まり、紋章に四大元素を刻んだ物語
History

なぜバランタインは「完璧なブレンド」と称えられるのか——食料品店から始まり、紋章に四大元素を刻んだ物語

スーパーの定番ファイネストから、憧れの17年・30年まで。1827年の食料品店から世界2位のスコッチへ上りつめたバランタイン。約50のモルトを束ねる「完璧なブレンド」と、紋章に刻んだ四大元素の物語を読み解く。

読了 3分 · 歴史
なぜ宮城峡は、力強い余市の「対」として生まれた「やわらかな」シングルモルトなのか——霧の谷と、スチームで焚くスチル
History

なぜ宮城峡は、力強い余市の「対」として生まれた「やわらかな」シングルモルトなのか——霧の谷と、スチームで焚くスチル

北海道・余市の力強さの陰で、宮城峡はなぜ「やわらか」で愛されるのか。竹鶴政孝が二つ目にあえて選んだ霧の谷、スチームで焚くスチル、そしてカフェスチルが生む多彩な原酒から、「もう一つのニッカ」の魅力を読み解く。

読了 3分 · 歴史
なぜブラックニッカのラベルには「ヒゲのおじさん」が描かれているのか——「キング・オブ・ブレンダーズ」の正体と、消えない別人説
History

なぜブラックニッカのラベルには「ヒゲのおじさん」が描かれているのか——「キング・オブ・ブレンダーズ」の正体と、消えない別人説

スーパーの棚から見つめるあのヒゲの紳士には「キング・オブ・ブレンダーズ」という名がある。モデルとされる19世紀グラスゴーの原酒商と、いまだ決着しない「別人説」をたどる。

読了 6分 · 歴史
なぜ知多は、ブレンドの「裏方」から主役になれたのか——だしに喩えられたグレーンと、風香るハイボール
History

なぜ知多は、ブレンドの「裏方」から主役になれたのか——だしに喩えられたグレーンと、風香るハイボール

響や角瓶の味を土台で支えながら、40年以上も全国発売のラベルに名前が出なかった知多蒸溜所。2015年、その名を冠したシングルグレーン「知多」はどうして生まれ、なぜハイボールで愛されるのか。

読了 5分 · 歴史
なぜクラウンローヤルは、紫の袋に包まれて売られているのか——国王と王妃に捧げられた一杯と、25年カナダを出なかった理由
History

なぜクラウンローヤルは、紫の袋に包まれて売られているのか——国王と王妃に捧げられた一杯と、25年カナダを出なかった理由

酒屋で一本だけ布をまとうクラウンローヤル。あの紫の袋は、1939年の英国王カナダ訪問に捧げられたという出自の名残だった。ギムリの町、25年の国内限定、そして世界一に選ばれたライ。

読了 5分 · 歴史
メーカーズマーク vs ジムビーム——スーパーで見かける二大バーボン、「小麦」と「ライ麦」で分かれる味と選び方
How to drink

メーカーズマーク vs ジムビーム——スーパーで見かける二大バーボン、「小麦」と「ライ麦」で分かれる味と選び方

同じ親会社(サントリー)を持つ二大バーボン。決定的な違いは、ライ麦を使うジムビームと、小麦を使う「ウィーテッド」なメーカーズマーク。原料と造りの違いから、度数・価格・味わい、価格差の理由、ハイボール向き・じっくり派それぞれの選び方までを整理する。

読了 10分 · 飲み方
なぜバッファロートレースは、これほど多くの「伝説のバーボン」を生む蒸溜所なのか——禁酒法を生き延びた蒸溜所と、一つ屋根の下の造り分け
History

なぜバッファロートレースは、これほど多くの「伝説のバーボン」を生む蒸溜所なのか——禁酒法を生き延びた蒸溜所と、一つ屋根の下の造り分け

パピー、ブラントン、ウェラー、イーグルレア——憧れのバーボンの多くが、ケンタッキーのたった一つの蒸溜所から生まれる。その理由を、蒸溜所の歴史と「マッシュビルの造り分け」から読み解く。

読了 4分 · 歴史
なぜアイリッシュコーヒーは「飛行場」で生まれたのか——寒い夜のフォインズと、海を渡った一杯
History

なぜアイリッシュコーヒーは「飛行場」で生まれたのか——寒い夜のフォインズと、海を渡った一杯

コーヒーにアイリッシュウイスキー、浮かぶ生クリーム。世界的な定番は、大西洋の空の便を待つ人を温めた一杯から始まった。誕生の物語と、家で上手に作るコツをたどる。

読了 4分 · 歴史
なぜ日本人はウイスキーを「水割り」で飲むのか——世界では珍しい“薄めて飲む”習慣が根づいたわけ
History

なぜ日本人はウイスキーを「水割り」で飲むのか——世界では珍しい“薄めて飲む”習慣が根づいたわけ

「ウイスキーを水で割る」水割りは、じつは世界的に見ると日本的な飲み方。焼酎を割ってきた下地と、1970年代の「和食にウイスキー」というサントリーの一手、卓上で自分好みに仕上げる流儀から、なぜこの習慣が根づいたのかをたどる。

読了 4分 · 歴史
なぜ英国最高峰のふもとのスコッチ蒸溜所を、日本のニッカが持っているのか——竹鶴政孝の没後10年に起きた逆転
History

なぜ英国最高峰のふもとのスコッチ蒸溜所を、日本のニッカが持っているのか——竹鶴政孝の没後10年に起きた逆転

英国最高峰ベン・ネヴィス山のふもとに建つスコッチの蒸溜所は、日本のニッカウヰスキーが所有している。1825年の創業から、早すぎた商標売却、密輸業者が持ち込んだ実験、二度の操業停止、そして竹鶴政孝の没後10年に起きた買収まで。

読了 5分 · 歴史
ローランド・ウイスキー入門——軽やかさで知られる産地、二軒まで減って甦った歴史と最初の一本
Region comparison

ローランド・ウイスキー入門——軽やかさで知られる産地、二軒まで減って甦った歴史と最初の一本

スコッチ5大産地でいちばん語られない「ローランド」。法律の条文で引かれた境界線、青りんごのような軽やかさの理由、「三回蒸留の産地」という通説の実際、二軒まで減って20軒超に甦った復活劇、そして最初の一本の選び方まで。

読了 8分 · 地域比較
ウイスキーは太る?——糖質ゼロの本当の意味と、「同じくらい酔う量」で比べたカロリーの話
How to drink

ウイスキーは太る?——糖質ゼロの本当の意味と、「同じくらい酔う量」で比べたカロリーの話

ウイスキーは糖質ゼロ。でも「太らない酒」ではありません。公的な成分表の数字をもとに、同じ純アルコール量あたりのカロリーをビール・日本酒と比べ、太る・太らないを本当に分けているものを整理します。

読了 5分 · 飲み方
なぜウイスキーの炭酸割りは「ハイボール」と呼ばれるのか——ゴルフ場・鉄道信号・背の高いグラス、名前をめぐる諸説をたどる
History

なぜウイスキーの炭酸割りは「ハイボール」と呼ばれるのか——ゴルフ場・鉄道信号・背の高いグラス、名前をめぐる諸説をたどる

日本でウイスキーがいちばん飲まれるかたち、ハイボール。しかしなぜ「高い球」なのか。ゴルフ場説・鉄道信号説・背高グラス説と、1890年代アメリカに残る最古の用例をたどり、確かな部分と諸説どまりの部分を分けて整理する。

読了 7分 · 歴史
ウイスキーのコーラ割り(コークハイ/ジャック&コーク)の作り方——黄金比1:4と、コーラの選び方・合う銘柄
How to drink

ウイスキーのコーラ割り(コークハイ/ジャック&コーク)の作り方——黄金比1:4と、コーラの選び方・合う銘柄

「ジャック&コーク」「コークハイ」と呼ばれるウイスキーのコーラ割り。黄金比1:4を起点にした作り方と、薄めるほど甘くなるという固有のクセ、通常版とゼロの選び分け、ライムの効かせ方、テネシーからジャパニーズまでの銘柄別の相性、缶製品との使い分けまでを整理する。

読了 9分 · 飲み方
あなたが飲んでいるブレンデッドの「中身」は誰なのか——ティーチャーズ=アードモア、ホワイトホース=ラガヴーリン。定番7本のキーモルト
Production

あなたが飲んでいるブレンデッドの「中身」は誰なのか——ティーチャーズ=アードモア、ホワイトホース=ラガヴーリン。定番7本のキーモルト

ラベルに蒸溜所名は書かれていないブレンデッドスコッチ。だがその味を決めているのは、たいてい特定の蒸溜所のモルトだ。ティーチャーズ、シーバス、デュワーズ、ホワイトホース、ジョニ黒など定番7本の「キーモルト」を各社公表情報から整理し、次の一本の選び方に落とし込む。

読了 6分 · 製法解説
なぜタラモアデューは、蒸溜所を失った60年間も生き延びたのか——支配人のイニシャルを冠した酒と、リキュールに追い越された蒸溜所
History

なぜタラモアデューは、蒸溜所を失った60年間も生き延びたのか——支配人のイニシャルを冠した酒と、リキュールに追い越された蒸溜所

世界2位のアイリッシュ、タラモアデュー。だが名前の由来である町の蒸溜所は1954年に火を落とし、2014年に生産が戻るまでの60年間、この酒はタラモアで造られていなかった。名前だけが生き延び、故郷へ帰るまでの物語。

読了 7分 · 歴史
ニッカウヰスキーの種類と選び方——ブラックニッカ・フロム・ザ・バレル・竹鶴・余市・宮城峡、価格の「段」で分かる最初の一本
How to drink

ニッカウヰスキーの種類と選び方——ブラックニッカ・フロム・ザ・バレル・竹鶴・余市・宮城峡、価格の「段」で分かる最初の一本

1,000円台のブラックニッカから、7,700円で横並びになる竹鶴・余市・宮城峡まで。ニッカのラインナップは値段の段がそのまま「中身の段」になっている。定番各本の度数・味の方向と、最初の一本の決め方を整理する。

読了 7分 · 飲み方
なぜ有名スコッチの名前は、造り手ではなく「食料品店の主人」のものなのか——19世紀の店先で生まれた、世界一売れるスコッチ
History

なぜ有名スコッチの名前は、造り手ではなく「食料品店の主人」のものなのか——19世紀の店先で生まれた、世界一売れるスコッチ

ジョニーウォーカー、バランタイン、シーバス、デュワーズ。名門ブレンデッドの名の主は、蒸溜所の職人ではなく町の食料品店主やワイン商だった。1860年の税法とガラス瓶が、町の店の看板を世界のブランドへ変えるまでをたどる。

読了 8分 · 歴史
なぜジョニーウォーカー ブルーラベルは、年数表記がないのに「最高峰」なのか——初期ボトルに刷られた「15〜60年」と、静かに消えた一行
History

なぜジョニーウォーカー ブルーラベルは、年数表記がないのに「最高峰」なのか——初期ボトルに刷られた「15〜60年」と、静かに消えた一行

ブラックラベルは「12年」と刻むのに、シリーズの頂点に立つブルーラベルには年数がない。1987年に「オールデスト」として生まれた一本の、初期ラベルに刷られていた「15-60年」という一行の行方をたどる。

読了 6分 · 歴史
バランタイン ファイネスト vs デュワーズ ホワイトラベル——同じ40%・1,000円台のスコッチ、蜂蜜の出どころが違う二本
Region comparison

バランタイン ファイネスト vs デュワーズ ホワイトラベル——同じ40%・1,000円台のスコッチ、蜂蜜の出どころが違う二本

スーパーに並ぶ1,000円台のスコッチ二大定番。キーモルト(グレンバーギー・ミルトンダフ/アバフェルディ)と、デュワーズが掲げる「ダブルエイジ」の違いから、ハイボール向き・そのまま向きまで整理する。

読了 9分 · 地域比較
なぜロッホローモンドは、ひとつの蒸留所で10種類以上の原酒を造り分けられるのか——首がまっすぐなスチルと、大麦麦芽100%なのに「グレーン」と名乗る一本
Production

なぜロッホローモンドは、ひとつの蒸留所で10種類以上の原酒を造り分けられるのか——首がまっすぐなスチルと、大麦麦芽100%なのに「グレーン」と名乗る一本

全英オープンの公式スピリッツとして知られるロッホローモンド。この蒸留所の本当の変わり種は、首がまっすぐなポットスチルと、大麦麦芽100%なのに「シングルグレーン」を名乗る一本にある。

読了 7分 · 製法解説
サントリーウイスキーの種類と選び方——角瓶・オールド・リザーブ・ローヤル・知多・碧・山崎まで、10本を「価格の段」で並べ直す
How to drink

サントリーウイスキーの種類と選び方——角瓶・オールド・リザーブ・ローヤル・知多・碧・山崎まで、10本を「価格の段」で並べ直す

サントリーのウイスキーは棚に10本以上並ぶ。角瓶とオールドの差、リザーブとローヤルの差、知多と碧の立ち位置——価格の「段」ごとに何が変わるのかを整理し、目的別に最初の一本を選ぶ。

読了 8分 · 飲み方
ハイボールとレモンサワーは何が違うのか——糖質・カロリー・純アルコール量を並べると、選び分けの基準が見えてくる
How to drink

ハイボールとレモンサワーは何が違うのか——糖質・カロリー・純アルコール量を並べると、選び分けの基準が見えてくる

居酒屋の二枚看板を、中身の酒・ラベル表示・カロリーの内訳・純アルコール量で比較。じつは「チューハイ」の「ハイ」はウイスキーハイボールの「ハイ」だった——同じ祖先を持つ二杯の、選び分けの物差し。

読了 13分 · 飲み方
ティーチャーズ vs ホワイトホース——1,000円台で煙が買える二本の選び分けと、「内陸のピートか海のピートか」という説明の実際
Region comparison

ティーチャーズ vs ホワイトホース——1,000円台で煙が買える二本の選び分けと、「内陸のピートか海のピートか」という説明の実際

スーパーで並ぶ1,000円台のスモーキーな二本。価格・キーモルト・ハイボール適性で選び分ける基準を整理し、あわせて「アードモアは内陸のピート、ラガヴーリンは海のピート」という定番の説明を、泥炭を分析した研究で確かめます。

読了 12分 · 地域比較
なぜトリス クラシックとブラックニッカ クリアは37度なのか——酒税が下げ止まる数字と、スコッチが40%を切れない事情
How to drink

なぜトリス クラシックとブラックニッカ クリアは37度なのか——酒税が下げ止まる数字と、スコッチが40%を切れない事情

スーパーの棚に40度と37度が並ぶ理由の一つは、国税庁の税率表にある。瓶売りの度数帯では、37度が最低税額のまま届くいちばん高い数字だ。その出どころと、味の側の理屈。

読了 6分 · 飲み方
なぜ一部の居酒屋では、ハイボールが蛇口から出てくるのか——ビールサーバーで注がれる「完成品」と、家の一杯にしかない自由
History

なぜ一部の居酒屋では、ハイボールが蛇口から出てくるのか——ビールサーバーで注がれる「完成品」と、家の一杯にしかない自由

居酒屋でジョッキが蛇口から一気に満たされて出てくるハイボール。あの樽の中身はウイスキーではなく、レモンの風味まで付けて混ぜ終えた完成品だ。蛇口方式の広がりと仕組み、家の一杯との違いを整理する。

読了 4分 · 歴史
ウイスキーで消毒はできるのか——2020年に国が示した線は原則70〜83%、棚の一本は40%。それでも中身が腐らない理由
How to drink

ウイスキーで消毒はできるのか——2020年に国が示した線は原則70〜83%、棚の一本は40%。それでも中身が腐らない理由

2020年、国は医療機関等において、やむを得ない場合に限り高濃度エタノールを手指消毒の代替に認めた。線は原則70〜83vol%、緩和後も60%台。40%のウイスキーは届かない。それでも瓶の中が腐らない理由。

読了 7分 · 飲み方
なぜスコッチの建設ラッシュは、1898年の暮れに突然終わったのか——パティソン恐慌と、裏の取れない「鸚鵡500羽」の逸話
History

なぜスコッチの建設ラッシュは、1898年の暮れに突然終わったのか——パティソン恐慌と、裏の取れない「鸚鵡500羽」の逸話

1890年代のスコッチ業界は建設ラッシュに沸き、10年で33の蒸溜所が生まれた。そのきっかけを断ったのは戦争でも禁酒法でもなく、リースにあった一社の破綻だった。1898年12月のパティソン恐慌と、いまも語られる鸚鵡の逸話の出どころをたどる。

読了 5分 · 歴史
なぜウイスキーの蒸溜所は、ジンも造るのか——免許は、もう一枚要る
Production

なぜウイスキーの蒸溜所は、ジンも造るのか——免許は、もう一枚要る

クラフトジンの棚には、ウイスキーの造り手の名前が思いのほか多い。「熟成待ちの資金繰り」だけでは説明がつかない——日本でジンを出すには、別の免許をもう一枚取らねばならない。制度・設備・土地の三つの層から読み解く。

読了 9分 · 製法解説
ウイスキーはグルテンフリーなのか——大麦から造るのに「含まれない」とされる理由と、日本のラベルがグルテンを語らない事情
How to drink

ウイスキーはグルテンフリーなのか——大麦から造るのに「含まれない」とされる理由と、日本のラベルがグルテンを語らない事情

原料は大麦・小麦・ライ麦。それでも英国の患者団体は「モルトウイスキーも問題ない」と案内し、米国は2020年に表示ルールを改めた。蒸留が置いていくものと、日本のラベルにアレルゲンが書かれていない理由を整理する。

読了 8分 · 飲み方
なぜ北極の無人島は、銃ではなく酒瓶で奪い合われたのか——カナダとデンマークの「ウイスキー戦争」が終わった日
History

なぜ北極の無人島は、銃ではなく酒瓶で奪い合われたのか——カナダとデンマークの「ウイスキー戦争」が終わった日

北緯80度、面積1.3km²の無人島ハンス島。カナダとデンマークが半世紀ちかく争った領土紛争は、国旗と自国の酒を置き合ったことから「ウイスキー戦争」と呼ばれた。2022年に引かれた世界最北の陸の国境まで。

読了 9分 · 歴史
知多 vs 角瓶——3倍を超える値段差はどこから来るのか。角瓶に欠かせないグレーンをつくってきたのは、知多蒸溜所だった
How to drink

知多 vs 角瓶——3倍を超える値段差はどこから来るのか。角瓶に欠かせないグレーンをつくってきたのは、知多蒸溜所だった

同じサントリー、同じハイボール推し、同じ700ml。なのに希望小売価格は1,910円と6,000円(税別)で3倍以上開く。中身の区分とサントリー自身の値付けから差の正体をたどり、料理で決める選び分けまで。

読了 11分 · 飲み方
なぜカナダのウイスキーは、「ウイスキーでないもの」を9.09%足しても年数表示が変わらないのか——食品の規格に無い数字が、酒税当局の回答に載っていた
Production

なぜカナダのウイスキーは、「ウイスキーでないもの」を9.09%足しても年数表示が変わらないのか——食品の規格に無い数字が、酒税当局の回答に載っていた

カナディアンウイスキーは9.09%まで他の酒を混ぜられる、とよく言われる。だが食品としての規格に量の定めはない。数字が明記されていたのは酒税当局の文書で、しかも基準は液体の量ではなくアルコール量だった。

読了 9分 · 製法解説
ウイスキーは家で混ぜてもいいのか——自分だけのブレンドの作り方と、酒税法が引いている線
How to drink

ウイスキーは家で混ぜてもいいのか——自分だけのブレンドの作り方と、酒税法が引いている線

棚の飲みかけを2本混ぜたら、どうなるのか。そしてそれは法律上ゆるされるのか。酒税法の条文をたどると、ウイスキー同士・水や炭酸・品目の違う酒で、根拠になる条文が違うと分かる。家でブレンドを試す手順と、味の見当のつけ方まで。

読了 11分 · 飲み方
ハイボールとビールは何が違うのか——ビール中ビン1本は、ハイボール2杯ぶん。純アルコール・カロリー・プリン体・税で並べる
How to drink

ハイボールとビールは何が違うのか——ビール中ビン1本は、ハイボール2杯ぶん。純アルコール・カロリー・プリン体・税で並べる

居酒屋で隣に並ぶ二杯を、純アルコール量・カロリー・プリン体・酒税の四つで比べる。ビール中ビン1本のアルコールは、シングルで作ったハイボールおよそ2杯ぶん。「ハイボールは強いから酔う」という思い込みを、公表された数字でほどく。

読了 10分 · 飲み方
コニャックの「XO=10年」は、ウイスキーの「10年」と同じ数え方ではない——4月1日に全員がいっせいに歳をとる「熟成勘定」の話
Production

コニャックの「XO=10年」は、ウイスキーの「10年」と同じ数え方ではない——4月1日に全員がいっせいに歳をとる「熟成勘定」の話

ウイスキーの「12年」は樽で過ごした実時間を指す。ところがコニャックの年数は、毎年4月1日にひとつ繰り上がる「熟成勘定」で数えられ、同じシーズンの原酒は全員が同じ誕生日を持つ。数え方が分かれた理由を、一次資料からたどる。

読了 6分 · 製法解説
ウイスキーは和食に合うのか——刺身が生臭くならない理屈と、寿司・天ぷら・焼き鳥の合わせ方
How to drink

ウイスキーは和食に合うのか——刺身が生臭くならない理屈と、寿司・天ぷら・焼き鳥の合わせ方

「魚には白ワイン」と言われるのに、居酒屋では刺身の隣にハイボールが置かれている。魚と酒の生臭さの原因が鉄と亜硫酸だと突き止めた二つの研究と、ウイスキーの鉄がワインより一桁近く低いという実測値から、和食との相性を読み解く。献立ごとの合わせ方まで。

読了 11分 · 飲み方
なぜお酒(ウイスキー)を飲むと、鼻がつまる・くしゃみ・じんましんが出る人がいるのか——「アルコール不耐症」とヒスタミンの話
How to drink

なぜお酒(ウイスキー)を飲むと、鼻がつまる・くしゃみ・じんましんが出る人がいるのか——「アルコール不耐症」とヒスタミンの話

お酒を飲むと鼻がつまる、くしゃみやじんましんが出る——多くは「アレルギー」ではなく、処理しきれずに起きる「不耐」の反応だ。症状の見分け方から、血管拡張・ヒスタミン・体質という三つのしくみ、その場の対処までまとめた。

読了 12分 · 飲み方
なぜマッカランもグレンリベットも「1824年創業」なのか——ラベルの年号は、酒を造り始めた年ではなく「免許を取った年」
History

なぜマッカランもグレンリベットも「1824年創業」なのか——ラベルの年号は、酒を造り始めた年ではなく「免許を取った年」

マッカラン、グレンリベット、カーデュ、フェッターケアン。スコッチのラベルには同じ「1824」が並ぶ。偶然ではない。Malt Note のデータベースで数え直すと見えてくる、二つの年号の山とその正体。

読了 7分 · 歴史
ウイスキーとウォッカは何が違うのか——同じ穀物から造れる二つを、94.8%という一線と樽の3年が分けている
Production

ウイスキーとウォッカは何が違うのか——同じ穀物から造れる二つを、94.8%という一線と樽の3年が分けている

大麦はウイスキーにもウォッカにもなれる。それでも片方は琥珀色になり、片方は無色のまま棚に並ぶ。二つを分けているのは、蒸留をどこで止めるかという一線と、樽で過ごす3年だった。

読了 12分 · 製法解説
飲まないと決めたウイスキーは、どう始末するのか——自治体が「絶対に流さないで」と書いているのは消毒用アルコールで、酒ではない
How to drink

飲まないと決めたウイスキーは、どう始末するのか——自治体が「絶対に流さないで」と書いているのは消毒用アルコールで、酒ではない

引っ越しや実家の片付けで出てくる、もう飲まない一本。自治体は消毒用アルコールについて「下水道管の中で火災が起きる」として流さないよう求めているが、酒類を名指しした記述は見当たらない。両者を分けている濃度の線と、捨てる前に確かめたい三つの出口を整理する。

読了 12分 · 飲み方
なぜ南アフリカのウイスキーは、40%ではなく43%だったのか——条文に居座り続けた3ポイントと、2025年に消えた線
History

なぜ南アフリカのウイスキーは、40%ではなく43%だったのか——条文に居座り続けた3ポイントと、2025年に消えた線

南アフリカでは長く、ウイスキーは43%以上でなければ「ウイスキー」と名乗れなかった。条文を開くと、その数字はウイスキーのために引かれた線ではなかった。そして2025年3月、線そのものが消えた。

読了 11分 · 歴史
ウイスキーとジンは何が違うのか——条文は片方に「足すな」と書き、もう片方に「何を足せばよいか」を書いている
Production

ウイスキーとジンは何が違うのか——条文は片方に「足すな」と書き、もう片方に「何を足せばよいか」を書いている

同じ穀物から造れて、同じ建物で並んで造られることもある二つの酒。EUの条文はウイスキーに「足すな」を並べ、ジンには「何を足せばその名前で呼べるか」を書く。ところが日本の酒税法を開くと、その立場はねじれる。

読了 6分 · 製法解説
なぜアメリカでは、大統領が「ウイスキーとは何か」を裁定したのか——前政権の答えを覆した、1909年12月27日の決定
History

なぜアメリカでは、大統領が「ウイスキーとは何か」を裁定したのか——前政権の答えを覆した、1909年12月27日の決定

1909年、現職のアメリカ大統領が「ウイスキーとは何か」を自ら裁定した。前政権が出していた答えを覆したこの決定が、いまの「ストレート」と「ブレンデッド」の書き分けを方向づけた。

読了 13分 · 歴史
ジョニーウォーカー 赤ラベル vs 黒ラベル——違いは「12年」だけではない。二本のうち赤だけが本国の棚から消えた1970年代
History

ジョニーウォーカー 赤ラベル vs 黒ラベル——違いは「12年」だけではない。二本のうち赤だけが本国の棚から消えた1970年代

同じ棚に並ぶ赤と黒。違いはラベルの色と「12年」の三文字だけに見えて、1970年代の終わりには赤だけがイギリス国内から引き揚げられ、黒は値上げして残された。欧州委員会との衝突が二本を分けた顛末と、いまの選び分けを整理する。

読了 9分 · 歴史
なぜ日本の蒸溜所は、ライバルと原酒を交換してこなかったのか——一社で幅を作った国と、2015年に秩父とマルスを行き来したニューポット
Production

なぜ日本の蒸溜所は、ライバルと原酒を交換してこなかったのか——一社で幅を作った国と、2015年に秩父とマルスを行き来したニューポット

スコッチでは当たり前の「原酒の交換」が、日本には根づかなかった。だから幅は一つの敷地の中で作られた。その前提が2015年、秩父とマルスのあいだで熟成前のまま入れ替わった原酒から動きはじめる。

読了 9分 · 製法解説
デュワーズ ホワイトラベル vs ジョニーウォーカー レッドラベル——金額で日本一のスコッチと、数量で世界一のスコッチ。同じ40%でも、設計は真逆を向いている
How to drink

デュワーズ ホワイトラベル vs ジョニーウォーカー レッドラベル——金額で日本一のスコッチと、数量で世界一のスコッチ。同じ40%でも、設計は真逆を向いている

同じ棚、同じ40%、ほぼ同じ値段。それでもデュワーズはブレンド後にもう一度寝かせて角を取り、ジョニ赤は割っても消えない輪郭を残す。二本の設計思想と、ハイボールでの選び分けを整理する。

読了 9分 · 飲み方
知多 vs ニッカ カフェグレーン——定価は同じ6,600円。味を分けているのは「蒸溜塔を何本通すか」で、2022年に知多もカフェ式を導入した
Production

知多 vs ニッカ カフェグレーン——定価は同じ6,600円。味を分けているのは「蒸溜塔を何本通すか」で、2022年に知多もカフェ式を導入した

日本を代表するグレーンウイスキー二本は、原料も蒸溜方式の大分類も同じで定価まで同額。それでも味が分かれるのは、もろみを何本の蒸溜塔に通すかが違うから。造りの違いと、2022年に知多が入れたカフェ式、度数・実勢価格・飲み分けまで整理する。

読了 10分 · 製法解説
なぜアメリカのライウイスキーの多くは、ラベルに名前のない一つの工場から来ているのか——インディアナ州ローレンスバーグと、「95」という符牒
History

なぜアメリカのライウイスキーの多くは、ラベルに名前のない一つの工場から来ているのか——インディアナ州ローレンスバーグと、「95」という符牒

棚のライウイスキーの裏ラベルに、しばしば同じ一行が入っている——「Distilled in Indiana」。ライ麦95%という共通のレシピ、閉鎖寸前だった契約蒸溜所、そして2015年にテンプルトン・ライが払った代償から、アメリカン・ウイスキーの「出自」の読み方をたどる。

読了 15分 · 歴史
世界でいちばん売れているウイスキーの名前を、私たちは知らない——ジョニーウォーカーの上にいる3本と、「ケース」という単位
Region comparison

世界でいちばん売れているウイスキーの名前を、私たちは知らない——ジョニーウォーカーの上にいる3本と、「ケース」という単位

世界の販売数量ランキングを開くと、上位はインドの銘柄で埋まっている。ジョニーウォーカーの上に3本、同じ数字に1本。角瓶とトリスはどこにいるのか。2025年の実績から、ウイスキーの世界地図を数字で読み直す。

読了 14分 · 地域比較
スコッチには法律が定めた5つの種類がある——うち1つだけ、棚をいくら探しても見つからない
Production

スコッチには法律が定めた5つの種類がある——うち1つだけ、棚をいくら探しても見つからない

英国の法律はスコッチを五つに区分し、そのどれかを容器の前面に表示するよう義務づけている。四つは棚にあるのに、ブレンデッドグレーンだけが見当たらない。その空白の理由と、法律が使われない席を用意した意味をたどる。

読了 9分 · 製法解説
なぜスコッチの蒸溜所は、1回の蒸溜を3分で終えたのか——酒ではなく「スチルの容量」に税をかけた法律
History

なぜスコッチの蒸溜所は、1回の蒸溜を3分で終えたのか——酒ではなく「スチルの容量」に税をかけた法律

18世紀の末から19世紀の初め、ローランドには1回の蒸溜を3分で終えた蒸溜所があった。税額が造った酒の量ではなく「スチルの容量」で決まったため、造り手は浅く広い皿のようなスチルを回し続けた。制度が酒の形を変えた記録。

読了 11分 · 歴史
MORE METHODS

他の製法も知る

ピート(泥炭)シェリー樽熟成バーボン樽熟成発酵(酵母と発酵時間)ワイン樽熟成熟成環境(気候とエンジェルズシェア)単式蒸留(ポットスチル)ミズナラ樽熟成バージンオーク(新樽)三回蒸留コニャック樽熟成スチルの形状と還流ワームタブ(虫樽)冷却ダンネージ式熟成庫ポートパイプ熟成チャーとトースト(樽の焼き加減)マデイラ樽熟成樽のサイズシェリー樽の種類(オロロソとPX)ロースト麦芽アメリカンオークとヨーロピアンオーク酵母の種類カスクフィニッシュ(追熟)木製ウォッシュバックファーストフィルとリフィル大麦の品種ラム樽熟成スピリッツカット(初留・中留・後留)フロアモルティングソレラシステム無着色(カラメル色素不使用)チャコールメロウイング(リンカーン・カウンティ・プロセス)チルフィルタード/ノンチルフィルター
← 製法一覧へ戻る