熟成に使われた樽
アベラワー系列のペルノリカール社製ブレンデッド。フランスで人気のエントリーライン。

この味を生む蒸留所
アベラワー蒸留所スコットランド・スペイサイド、スペイ川とラワー・バーンが合流するアベラワーに立つ、ベン・リネスの麓の蒸留所である。1879年、地元の実業家ジェームズ・フレミングが、ファイフ伯から土地の借地権を得て建設し、1880年12月から生産を始めた。仕込み水は敷地に湧く「セント・ドロスタンの泉」で、初期コルンバ派の修道士にちなむ。最大の特徴は、大半の原酒をファーストフィルのアメリカンオーク樽と元オロロソシェリー樽で別々に12年以上熟成させ、瓶詰め前に巧みに掛け合わせる「ダブルカスク」製法だ。この二種の樽の結婚が、豊かなシェリーの甘みとバニラの調和した、まろやかで芳醇な酒質を生む造り手だ。
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クランキャンベルClan Campbell
1948年に商標登録され、1978年のフランス市場投入で本格展開が始まったブランド。1984年の刷新でグレンアラヒーの原酒を核に据え、アベラワーなどスペイサイドの原酒を主体に3割以上のモルトを配合する。フランスで絶大な人気を誇ったが、2023年にペルノ・リカールからストック・スピリッツ・グループへ売却された。
核となるグレンアラヒーは2017年に売却され現在は独立資本だが、現行ブレンドとの原酒供給契約の詳細は非公開。アベラワー以外の構成・配合比も非公開。
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