
熟成に使われた樽
「ワクシー・プロジェクト」と呼ばれる独自の管理により、蒸留のたびに機器に残る蝋(ワックス)状の油分をあえて完全には洗浄せず引き継ぐことで、はちみつやオレンジママレードを思わせる特徴的な蝋質の質感が生まれる。

この味を生む蒸留所
クライヌリッシュ蒸留所スコットランド北部ハイランド、サザーランドのブローラ近郊に立つ蒸留所である。1967年、生産量を増やすため、伝説的な旧クライヌリッシュ(現ブローラ)蒸留所の隣に、新しいクライヌリッシュが建設された。1967年8月から翌68年8月まで、新旧2つの蒸留所が並行稼働し、内部では新を「クライヌリッシュA」、旧を「B」と呼んだ。この間、スコッチ・ウイスキー協会が同名の重複を認めず、旧蒸留所は「ブローラ」と改名された。最大の特徴は「ワクシー(蝋のような)」な酒質。スピリッツスチルを低温で走らせ、アルコールをよく分離することで、この柔らかく個性的な質感が生まれる。ジョニーウォーカー・ゴールドの核を担う、北ハイランドの名蒸留所だ。
蒸留所の詳細を見る →このボトルのブランド
クライヌリッシュClynelish
スコットランド・ハイランド地方の沿岸の村ブローラにあるクライヌリッシュ蒸溜所のシングルモルト。ディアジオ社が所有し、生産量の95%がジョニーウォーカーのブレンド原酒として使われる。短い冷却器による独特の「ワクシー」な質感が特徴で、軽やかなピート香を伴う穏やかなハイランドモルトとして評価が高い。2017年に生産能力を拡張し、年間480万リットルを生産する。
ブランドの詳細を見る →