
WHY THIS TASTE
1961年の発売当時、バーボンは4〜6年で出荷するのが常識だった中、12年熟成を掲げて登場した長熟バーボンの先駆け。内面を焦がしたアメリカンオークの新樽で12年を過ごすぶん、ノンエイジのゴールドメダル(40度)に比べて樽由来のオークとメープルシロップのような濃い甘み、キャラメルや完熟バナナを思わせる熟成香がはっきり出る。日本では43度・750mlのデキャンタ型ボトルで長く親しまれてきたが、原酒の確保が難しくなり2022年に一度終売。2024年7月23日に日本国内向けとして再発売された。

この味を生む蒸留所
バーンハイム蒸留所ケンタッキー州ルイビル、家族経営として全米最大級を誇るヘヴンヒルが所有する唯一の自社蒸留拠点である。1897年にアイザック・バーンハイムがこの地に蒸留所を築いたのが名の由来で、この地には1881年から蒸留の歴史があった。現在の大型蒸留所は1992年にギネス傘下のユナイテッド・ディスティラーズが建設した。1996年、バーズタウンのヘヴンヒル工場が火災で9万樽を焼失する惨事に見舞われ、同社は1999年にディアジオからこのバーンハイム蒸留所を取得して再起を果たした。アメリカン・ウイスキーの主要スタイルをすべて造れる稀有な拠点で、5種の看板マッシュビルを持つ。2005年には禁酒法以降初の新スタイル、冬小麦主体の「バーンハイム ウィート ウイスキー」を世に出した。
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I.W.ハーパーI.W. Harper
1872年、アイザック・ウォルフ・バーンハイムらがケンタッキー州パデューカで創業した老舗バーボンブランド。20世紀に国際展開し特に日本市場で高い人気を博したが、1990年に米国内での販売を終了し、以後25年にわたり事実上の海外専売となっていた。ディアジオが2015年に本国アメリカで再発売し、現在はノンエイジ、15年、2022年登場のカベルネカスクリザーブを展開する。日本ではノンエイジのゴールドメダルと、2024年に再発売された12年が流通する。
現行NAS/15年は原酒構成が非公開。
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