WHY THIS TASTE
2015年、ディアジオが四半世紀ぶりに本国アメリカでブランドを復活させた際、ノンエイジ版と同時に打ち出した年数表記の上級品。ルイヴィルのニュー・バーンハイム蒸溜所で蒸溜した原酒を、スティッツェル・ウェラー蒸溜所の熟成庫で寝かせ、テネシー州タラホマで瓶詰めする工程が公表されている。43度。12年よりさらに3年長い樽との接触が、ドライフルーツとオークのスパイス、キャラメルの厚みを増し、余韻を長く引かせる。サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションで2021年金賞、2022年ダブルゴールド。日本には正規流通していない。

この味を生む蒸留所
バーンハイム蒸留所ケンタッキー州ルイビル、家族経営として全米最大級を誇るヘヴンヒルが所有する唯一の自社蒸留拠点である。1897年にアイザック・バーンハイムがこの地に蒸留所を築いたのが名の由来で、この地には1881年から蒸留の歴史があった。現在の大型蒸留所は1992年にギネス傘下のユナイテッド・ディスティラーズが建設した。1996年、バーズタウンのヘヴンヒル工場が火災で9万樽を焼失する惨事に見舞われ、同社は1999年にディアジオからこのバーンハイム蒸留所を取得して再起を果たした。アメリカン・ウイスキーの主要スタイルをすべて造れる稀有な拠点で、5種の看板マッシュビルを持つ。2005年には禁酒法以降初の新スタイル、冬小麦主体の「バーンハイム ウィート ウイスキー」を世に出した。
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I.W.ハーパーI.W. Harper
1872年、アイザック・ウォルフ・バーンハイムらがケンタッキー州パデューカで創業した老舗バーボンブランド。20世紀に国際展開し特に日本市場で高い人気を博したが、1990年に米国内での販売を終了し、以後25年にわたり事実上の海外専売となっていた。ディアジオが2015年に本国アメリカで再発売し、現在はノンエイジ、15年、2022年登場のカベルネカスクリザーブを展開する。日本ではノンエイジのゴールドメダルと、2024年に再発売された12年が流通する。
現行NAS/15年は原酒構成が非公開。
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