熟成に使われた樽
コンパスボックス2021年発の限定ブレンデッドモルト。モートラック・ディーンストン・ラフロイグ・グレンエルギンの4蒸留所原酒を掛け合わせる。

この味を生む蒸留所
モートラック蒸留所スコットランド・スペイサイド、ダフタウンに立つ、「ダフタウンの野獣(ビースト)」と呼ばれる異色の蒸留所である。1823年、ジェームズ・フィンドレーターが創業した、ダフタウン最古の公認蒸留所だ。1842年にグラント兄弟らが引き継ぎ、1923年にジョン・ウォーカー&サンズの手に渡った。現在はディアジオが所有する。最大の特徴は、数学的に「2.81回蒸留」と表される複雑で独特な蒸留工程と、現代的な熱交換器を用いずワームタブ(蛇管)式の冷却器を残す点だ。ワームタブは銅との接触を抑え、硫黄由来の重い成分を残すことで、肉やなめし革を思わせる濃厚でセイヴォリーな酒質を生む。骨太で複雑な、まさに野獣の名にふさわしい造り手だ。
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メナジェリーMenagerie
コンパス・ボックス社が手がけるブレンデッドモルト。モートラック、ディーンストン、グレンエルギンの各蒸留所原酒に、アイラのラフロイグ由来の燻香を含むハイランドモルトブレンドを組み合わせた限定品で、ヘッドブレンダーのジェームズ・サクソンが手がけた。スパイス・レザー・果実香に加え、獣性を感じさせる複雑な香りとオイリーな燻香が特徴。46度、世界で約7,741本のみのリリース。
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