
熟成に使われた樽
三郎丸蒸留所のブレンデッドウイスキーブランド「十年明」のノワール(黒)表現。ヘビーピーテッドの三郎丸モルトが個性を担う。

この味を生む蒸留所
三郎丸蒸溜所富山県砺波市に立つ、若鶴酒造の蒸溜所である。若鶴酒造はもともと日本酒の酒蔵だったが、戦後の米不足を受け、米以外の原料での酒造りを模索。1947年に若鶴発酵研究所を創設し、1952年にウイスキー製造免許を取得して、2代目社長・稲垣小太郎がウイスキー造りを始めた。北陸最古のウイスキー蒸留施設である。最大の特徴は、世界初の実用鋳造製ポットスチル「ZEMON」。富山が誇る高岡銅器の梵鐘製造技術——400年の伝統——を応用して開発された。2016年、5代目・稲垣貴彦が地元に戻り、蒸溜所の復活を主導。国内外から見学者が殺到する、北陸の造り手だ。
蒸留所の詳細を見る →このボトルのブランド
十年明Jyunenmyo
富山県の若鶴酒造・三郎丸蒸留所が2022年に発売したシリーズで、自社原酒の中でも7年以上熟成したモルトを中心に用いたスモーキーで濃厚な味わいが特徴。名称は蒸留所近隣にかつて菜種油用の菜の花畑があった地名に由来する。2023年のワールド・ウイスキー・アワードでベストインターナショナルブレンデッドウイスキーを受賞したが、2025年1月に終売となった(終売済みブランドである点に留意)。
2025年1月終売。
ブランドの詳細を見る →